働いている職場を辞める際、上司に“退職理由”を言わなければいけませんよね。本音をしっかり伝える人もいれば、角が立たないような理由を考える人も。以前ネット上では、“退職理由をどう説明するか”が話題になっていました。
表面上は円満に辞めたい!?
まず“本音を伝える派”の人からは、「嘘をついても仕方ないし、会社や職場の人への不満が原因で辞める場合でも正直に話すかな」「今までため込んできた思いを打ち明けるチャンスだと思うから、退職理由はいつでも本音」といった声が上がっています。
一方で“建前”を言う人も多く、「表面上は円満に辞めたいので、前向きな理由を考えて伝える。実際に退職するまで1か月くらいは働くことになるだろうし、気まずい雰囲気を味わいたくないから愚痴や不満は絶対言わない」「上司に引き止められないように、退職を納得してもらえる理由をいつも考えてるよ」などの声が続出。なるべくスムーズに事を運ぶため、当たり障りのない理由を言いたいのかもしれません。
不満点は事前に言うべき!?
“本音と建前のどちらを言うか”で意見が分かれましたが、“建前派”の人はどのような退職理由を伝えているのでしょうか?経験者のコメントを見ていくと、「『家庭の事情』とだけ言えば、穏便に話し合いを済ませられる」「『新しい仕事に挑戦したくなった』っていうセリフをよく使うかな」といった声が。“一身上の都合”や“前向きな理由”を伝えれば、会社側も納得しやすいと考えているようです。
退職を決断する人のなかには、「不満点が改善されればまだ続けられるのに…」という声もちらほら。たしかにネガティブな理由で退職をする場合、多少は残念な気持ちもありますよね。
そこで仕事を辞める前の行動として、「不満点は退職を決める前から言った方がいいよ。上司もせっかく育てた社員に辞めてほしくはないはずだから、改善に向かって頑張ると思う。逆に改善されなければ、それを退職理由にできるんじゃないかな」「退職するのは簡単だけど、次の職場を見つけるのは大変だよ。すぐに決断しないで、まずは親しい職場の人に相談してみたらどうかな」などの意見が寄せられていました。