中華料理によく使われる“キクラゲ”。料理の脇役になりがちなイメージですが、以前放送された『ザ! 鉄腕! DASH!!』(日本テレビ系)ではキクラゲをメインに使った料理を紹介していました。

ジューシーにキクラゲを堪能!

番組では松岡昌宏さんと井ノ原快彦さんが、キクラゲを栽培している小山仁美さんからレシピを教わることに。

 

まずは料理に使う分だけ生キクラゲの裏についた石づきを切り落とし、鍋で下ゆでしましょう。乾燥キクラゲだと戻すのに1時間かかりますが、生キクラゲは30秒でOKです。

 

粗熱が取れたところで、最初に作るのは「キクラゲメンチカツ」。キクラゲ5枚を細切りにし、次に牛切り落とし肉と豚こま切れ肉をひとつかみほどボウルに移します。ミンチ状になるまで肉を包丁で叩いたら、塩・こしょう、ウスターソース、ケチャップ各適量で味つけ。さらに玉ねぎ、卵、パン粉各適量を加えてキクラゲを混ぜましょう。

 

タネができたら両手で空気を抜きつつ小判型に整えます。小麦粉、卵、パン粉をタネが隠れる程度の量つけ、あとは170℃の油で約8分揚げるだけ。ジューシーな衣に中濃ソース、しょうゆ、ケチャップを好みでかければ、絶品のメンチカツが味わえますよ。

 

井ノ原さんも感激の食感!

松岡さんが「キクラゲメンチカツ」を教えてもらう一方、井ノ原さんは「キクラゲシューマイ」作りに挑戦しています。

 

始めに下ゆで済みのキクラゲ適量を1cm角にカット。続いてボウルに入った豚ひき肉(ひと掴み程度)に、オイスターソース、砂糖、塩・こしょう、酒、しょうゆ、ごま油、にんにく各適量で下味をつけます。別のボウルにキクラゲと玉ねぎを入れ、片栗粉適量をふりましょう。肉と混ぜる前に片栗粉をまぶすことで、キクラゲと玉ねぎの水分を閉じ込めることができますよ。

 

2つのボウルの中身を混ぜて馴染ませたら、タネをシュウマイの皮へ。カットしたキクラゲを上に数枚プラスし、8分間蒸して完成です。

 

酢じょうゆにつけてシュウマイを食べた松岡さんと井ノ原さんは「んまぁい!」「食感がいいな、やっぱ」と大絶賛。視聴者からも「松岡君のテンションを見るに絶対おいしいやつじゃん」「キクラゲがプルップルですごく食べたくなった」と話題を集めていました。

 

キクラゲは食べるだけじゃない!?

メインの食材として使っても、絶品な味を発揮するキクラゲ。もともとは中国など海外産がほとんどを占めていて、国産のシェア率はわずか3%でした。しかし、近年では国内生産量が増加してきています。

 

過去に放送された『ジョブチューン ~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』によると、生産増加の原因は国民の「健康志向」にあるとのこと。

 

実はキクラゲはおいしいだけでなく、「食べる漢方薬」と名前がつくほど栄養豊富な食材。アミノ酸や食物繊維を多く含むほか、特にビタミンDの含有量は食物の中でもトップクラスです。その為キクラゲは食材としてだけでなく、サプリメントや化粧水にも使われるようになったそう。

 

おいしいご飯だけでなく美容に興味がある人も“キクラゲ”に注目してみてくださいね。

 

文/河井奈津

『THE 鉄腕DASH 出張DASH村〜神奈川県川崎市キクラゲ〜』https://www.ntv.co.jp/dash/articles/65x5f8utax9o9i6mxz.html

『ジョブチューン ~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』公式ブログ  https://topics.tbs.co.jp/article/detail/?id=648