突然ですが、子どもが言うことを聞いてくれない時はどうしてますか? 家庭によって対処法は違いますが、定番のしつけ方といえば「オバケがくるぞ」と怖がらせる方法がありますよね。先日、“恐怖を与える戦法”に様々な意見が寄せられていました。

「オバケが出るぞ」のひと言は効果抜群!?

昔から使われる“子どもを怖がらせる方法”ですが、なぜネット上で注目を集めたのでしょうか? 事の発端は「軽い気持ちで『オバケがやってくる!』と伝えたら、子どもが必要以上に怖がってしまった…」というママからの反省コメント。不安に思ったのか、さらに「子どもを怖がらせてルールを守らせるやり方は良くないですか?」と質問しています。

 

彼女のように“怖がらせ育児”を取り入れる人は多く、「効果抜群だから、つい使っちゃうよね。たまにやりすぎてしまうので、私も反省してます」「最終手段で『悪いことしたら、オバケがさらいにくるぞ~』ってよく言ってる! でも号泣することもあるし、過度に怖がらせるのは良くない」などのコメントが上がっていました。

 

トラウマになる可能性も…

“怖がらせるしつけ”はとても効果的なようですが、多用しすぎてしまうと“恐怖心を植えつけてしまう”可能性もあります。というのも“怖がらせ育児”を経験した人から「大人になってもオバケや幽霊が超怖い。昔の記憶が鮮明に残っているせいで、恐怖心がなくならない」といった報告が。怖がらせる方法は便利な反面、“大人になっても恐怖心が残る”というデメリットがあるようです。

 

もし「オバケがくる」作戦を使った場合、恐怖心を和らげる方法はないのか気になるところ。ワーママたちの“リカバリーのコツ”を見ていくと、「“オバケは良い子でいたら友達になれる”と伝達。良い存在というイメージを与えることも大切です」「悪さをしなくなった時に“オバケからの手紙(もちろん私が書いてる)”を渡す。怖がらせたままにするのが一番ダメ」などがあげられています。