ドーナツといえば、ミスド。小さな頃は父や母に手を引かれて、学生時代は放課後に友達と一緒に。最近ではキャラものドーナツを発見して「子どもが喜びそう!」と、思わず買って帰ったというママも。そう、「ミスド」には、何かしらの思い出がありませんか?

 

今回は、そんなミスタードーナツの広報・角田綾子さんに取材。いろいろとミスタードーナツにまつわるお話をお伺いしてきました。

\広報担当に聞いた/
ミスタードーナツの「知っとくべき」あれこれ!

ミスドといえば、ちょっと店内でブレイクタイム、いろいろな種類を買ってテイクアウト…と楽しんでいる人が多いかと思いますが、実は楽しみ方はもっとあります。そんな情報をお伺いしました。

 

ミスドの食べ放題がある!

ショーケースにずらりと並んだドーナツを見つめていると、どれを食べようか、悩む…。という気持ちになります。一部のミスタードーナツでは、なんと、それらを全種類食べることができる食べ放題を実施しているそうです。

 

「ショーケースにあるドーナツ全部が食べ放題、そして、ドリンクが飲み放題。60分1200円で、ご利用いただけます。ただし全ての店舗で実施しているわけではないので、近隣の店舗で実施しているかどうかは、店頭に直接お問い合わせしてみてください。食べたことない種類を食べてみる、いい機会にもなりますよ」

 

取材時にお伺いした食べ放題実施店舗は、東京都内だと、高田馬場戸山口ショップ や中野ショップなどだそう。これは気になります!

 

モーニングセットがおトク!

あまり知られていないのが、ミスドのモーニング「朝のミスドゴハンセット」。オープン〜11時まで、好きなドーナツとドリンク1杯をおトクな価格で提供しています。テイクアウトも可能とか。

 

お客様の声で新商品が生まれる!

ミスタードーナツでは、ミスドファンを招いて「ミスド ファンミーティング」を定期的に開催しています。これは、株式会社ダスキンの代表取締役である山村さんが、ミスドファンと直接意見を交換する会。ホームページや店のポスターで、参加募集をしているそうです。この会で出た意見によって生まれたドーナツも数多くあるとか。ミスタードーナツでは毎月のように新商品が出るそうなので、自分の意見で新しいドーナツが生まれるなんてことも夢じゃないかも。これはぜひ参加してみたい!

 

さくっと食べられる「ミスドゴハン」

ミスド ファンミーティングでの意見により生まれたのが「ミスドゴハン」と呼ばれるドーナツ以外の軽食です。店舗ごとにラインナップは異なりますが、ドーナツだけではなく、パスタやピッツァ、ホットドッグなどを食べることができます。忙しい合間にさくっと食べられるメニューばかりなので、子どもと訪れるもよし、仕事中の軽食として利用するもよし。ミスドでパスタやピッツァが食べられるということを、意外と知らない人も多いのではないでしょうか?

 

季節商品でチェックすべきは「抹茶」

ミスドでは季節を感じさせるフレーバーも多く登場しますが、なかでも「ぜひ食べてもらいたいです!」と広報・角田さんが太鼓判を押すのが「抹茶」フレーバーのもの。 「抹茶には、京都『祇園辻利』の宇治抹茶パウダーを店頭で練りこんでいます。抹茶は火を通すと色が変わってしまうのですが、そうならないように工夫をしている、自慢の一品。毎年春頃になると定番で登場する季節メニューなので、見つけたらぜひ食べてみてください!」

 

おうちでのアレンジ術のヒントが!

テイクアウトで楽しむことも多いミスド。公式ホームページには、「おうちでアレンジドーナツ」ということで、いろいろなアレンジ術が掲載されています。大人気のポン・デ・リングの例だと、電子レンジで温めてから醤油をつけて磯辺餅のようなアレンジをしたり、ちぎって片栗粉をまぶして揚げてみたり。ついたくさん買いすぎて消化しきれない…なんて日は、ホームページのアレンジ術を活用してみては?

 

凍らせ推奨ドーナツがある!

こちらも、テイクアウト後のアレンジ術のひとつ。「凍らせ推奨ドーナツ」として、凍らせるとおいしいドーナツを公式にオススメしています。テイクアウトしたドーナツにラップをし、1〜3時間程度冷凍庫にいれます。代表的ものは、チョコファッションやダブルチョコレート、エンゼルクリームなどの。チョコレートがパリッとして、普通にいただくのとはまたひと味違うおいしさを楽しむことができるそう。

 

気になるオサムグッズ

©︎OSAMU HARADA

ミスドといえば、購入時のスクラッチカードのポイントを貯めてグッズを集めるのが楽しい!という人も多いのではないでしょうか。ミスドのオリジナルグッズで人気の代表格といえば、かつての「オサムグッズ」。最近では50周年を記念してオサムグッズのトートバッグが発売されましたが、すぐに売り切れてしまったそうです。現在では別デザインのトートバッグが発売中だそう。グッズの情報は、公式ホームページからチェックすることができます。ちなみに公式サイトでは、年代を選ぶと、いままでのグッズ変遷を見ることもできます。昔グッズを集めてたという人は、ぜひのぞいてみて。懐かしい気持ちになれること、うけあいです。

 

昔よりサイズが小さくなったの?

ドーナツが小さな頃の印象より小さくなっている気がする…と、ドーナツのサイズの変遷についても伺ってみました。答えは、「大きさは変わっていない」そうです(笑)。ちなみに、グッズ同様、公式サイトでは年代ごとのドーナツ変遷を見ることができます。これ以外にも、公式サイトではおもしろい取り組みがたくさん。ミスドファンは、ぜひチェックしてみてください。

ミスタードーナツの基本情報

店舗数

現在の国内店舗数は、977店(取材時)。アジア圏を中心に海外展開もしていますが、意外や意外、アメリカにはないそうです。とはいえ、もとの生まれはアメリカ。創業者が、フランチャイズビジネスを学ぶためにアメリカに渡ったときのドーナツとコーヒーに感動し、それを広めたいという思いで、1971年に日本でスタートしたそうです。

 

デリバリーは

デリバリーのサービスに関しては、一部店舗で「出前館」を取り扱い中。数多く注文する場合などは、お店に電話をして事前予約もできます。

 

営業時間

その店舗によってまちまち。早いところでは19時ごろにしまってしまうお店もあれば、遅いところでは翌日25時まで開いているお店もあります。

 

支払い

現在、PayPayやau PAYサービスが一部店舗にて使えます。クレジットカードは使えないお店も多いので、注意が必要です。独自のプリペイドカードに「ミスタードーナツカード」というものもあります。ポイントがたまったりドーナツがもらえたりするので、頻繁に行くという人は持っておくといいかも。

 

エコへの取り組み

創業50周年を迎え、ミスタードーナツでは、エコへの意識もより高まっているそうです。「エコとりくむド」と題して、お店のドーナツを回収して飼料としたり、ドーナツを揚げた油をもう一度燃料としたりしています。

 

次の記事では、いよいよ気になるドーナツの人気ランキング10について教えていただきました。

 

取材・文/松崎愛香 撮影/田尻陽子 取材協力/株式会社ダスキン
※紹介している商品の取り扱い、在庫の有無についてはお近くの店舗の直接お問い合わせください。店舗や時期により、商品の取扱や価格が異なる場合があります。