最近は出会いを増やすために、“マッチングアプリ”を利用する人が多いそう。そんな中で、利用者から「近しい人とマッチして気まずい…」とのお悩みがあがっていました。

マッチしたのが昔の同級生、会社の同僚だった…

マッチングアプリを使い始めたばかりの女性は「いろいろな男性とマッチしたけど、その中に昔の同級生が…。気まずかったので、すぐにマッチ解消」と利用後の状況を報告。さらに「友人にマッチングアプリを使ってると知られるのが恥ずかしいです。みなさんは近しい人とマッチしたら、どうしますか?」と質問していました。

 

どうやら“近しい存在とマッチする”というのはあるあるらしく、「私も部署が違う同期とマッチ」「大学生時代の友達とマッチしたことならある」などの声が。マッチ後の行動を見ていくと、「会社で会った時に気を遣いそうなので、即ブロック」「同級生は恋愛対象ではないので解消」といった対応が目立ちます。新たな出会いを求めているのに、近しい存在とマッチするのは目的からそれているのかもしれません。

 

むしろ運命なのでは?

会社の同僚や学校の同級生などのマッチ解除が目立つ一方、「マッチした時点で条件は満たしてるから、気にせずやり取りを続けるかな」「お互いが求める条件が同じであればまったく問題ありません」といったコメントも。なかには「冷静に考えて、近しい存在とマッチする確率って相当低いのでは? 運命を感じるので、積極的に交流する」などの意見も上がっていました。

 

実際に近しい存在とマッチした後、やり取りを続けた場合はどうなるのでしょうか?

 

「小学生時代の友達とマッチングアプリを通じて再会。気が合うところが多く、その後お付き合いしたよ」「そもそもお互いを知っていたので、楽に会話できた。けど友達みたいな感じのままが続き、交際まで至らず…」など、様々なエピソードが寄せられています。

 

マッチングアプリってどれくらい人気なの?

近しい存在の中には仕事仲間も含まれますが、そもそも“社内恋愛NG”を条件としている人は多い様子。恋愛婚活ラボが以前実施した“職場恋愛に関する合同調査”の結果を見ていくと、“社内・職場恋愛はしたくない”と答えた人は「37.3%」でした。

 

また“新しい出会いを求める時の手段”を聞いたところ、29.7%が「婚活サービス(マッチングアプリ、結婚相談所、婚活パーティーを含む)」と回答。中でもマッチングアプリの需要は多いようで、「婚活サービス」を選択した人の64%が「マッチングアプリ」を“最も使用したい/使った”と答えています。同調査は男女に質問したものなので、マッチングアプリの利用者が多ければ“近しい存在”とマッチするのも納得ですね。

 

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文/内田裕子

参照/株式会社Parasol「職場恋愛に関する合同調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000025460.html