遊び盛りの子どもは、おもちゃやゲームなど欲しがるものがたくさんありますよね。「あれ買って」「これが欲しい」と駄々をこねられたら、もうお手上げ…。“買って買って病”の他にも、「友達と同じものが欲しい」とおねだりする子どもも少なくないようです。

“みんなが持ってるから買う”は自主性が育たない!?

早速ネット上の声を見ていくと、「友達が持っているカードゲームをやたら欲しがる息子。流行のたびに買っていたらキリがない」「娘から『みんな持ってるから買って』と可愛いシャーペンの購入をせがまれた。“みんな持ってるから買う”ってなんか納得できないよね」といった主張が。“友達と同じものを買う”行為に対し、疑問を抱く親が続出していました。

 

中には「買いません!」とキッパリ断る人も。理由として、「友達と同じものを簡単に買い与えてしまえば、わがままな性格になりかねない。自分が本当に欲しいものを考えさせるようにしてる」「周りと合わせる癖がついたら、自主性がなくなると思う。協調性も大切だけど、ものに頼らず友達と仲良くしてほしい」などがあげられています。

 

友達との関係性を保つために購入!?

“友達と同じものを買わない”という方針の家庭が多い一方、「仲間外れにされるのはかわいそうだから買ってあげる」との意見も目立ちました。他には「対戦型のおもちゃなら買ってあげるかな。友達を交えて遊ぶみたいだし、1つあればしばらく一緒に楽しめるでしょ」「以前息子が友達にゲームを借りてたけど、ものの貸し借りってトラブルになりやすいので買ってあげた」などのコメントも。友達との関係性を保つために“同じものを購入”する親も少なくありません。

 

また“買う派”からは「何か目標を定めて、達成したら欲しいものを買ってあげる。うちの子どもの場合は、苦労して手に入れるから本当に欲しいものしか求めなくなったよ」「テストで良い点だった時はご褒美をあげるシステム。勉強を頑張ってくれるので、成績アップにもつながる」との意見も見られました。

 

子どもに「ご褒美」という形で欲しいものを買い与えれば、“友達が持っているもの”ではなく“本当に欲しいもの”を求めるのかもしれません。