大切に育ててきた我が子が結婚することになったら、親としては祝福したいもの。しかし幸せになって欲しい分、結婚相手がどんな人かは気になりますよね。ネット上では子どもの結婚にどこまで口出しするかが議論となっているよう。

客観的な意見を言うのも優しさ?

議論の発端は、ある日娘が恋人を連れて帰ってきたというお悩みです。娘は「この人と結婚したい」と言うものの、相手の人は挨拶もしどろもどろで両親は不安に。「なるべく娘の気持ちを尊重してあげたいけど、親としては口出ししたい」と心情を吐露しました。

 

似たパターンの状況に出くわした親は多いようで、「敬語もまともに使えない恋人を連れてきて頭が痛くなった」「悪い人ではなさそうでも娘より収入が低いと結婚させたくない…」と共感の声が。

 

「子どもが怒っても結婚相手に関しては厳しく言うべき」「恐らく子どもは恋人に盲目的になってると思うから、親として客観的なアドバイスをするのはアリじゃないかな」などの意見が相次ぎました。

 

本人の意思が最も大事

子どもの将来を守るのが大事だと思う親がいる一方で、結婚に関してとやかく言うべきではないという声もあります。口出しに反対する人からは、「一緒に暮らしていくのは子ども自身なんだし、本人が相手を気に入ってるならそれでいい」「賛成はしないけど、最終的な判断を親がしたら子どもがかわいそう」といったコメントが。

 

「親の好みで決めた人と結婚しても娘さんは辛いんじゃないかな」など、本当に好きな人と結婚させた方が幸せになれるという意見が多く見受けられました。

 

声の中には、「たとえそれで失敗しても、子どもにとって人を見定めるいい経験になると思う」とプラスに考える人も。

 

心配なのは山々ですが親だからといってすべてのことが見通せるわけではありません。子どもの決断と幸せを信じて見守ってあげることが、親としてあげられることなのかもしれませんね。