仕事や家事などをしていて、ふときれいに彩られた指先が視界に入ると、モチベーションが上がりますよね。とはいえ、忙しくてネイルサロンに頻繁に行けないという人も少なくありません。
そこで、おうちでサロン級のネイルを楽しむ方法を、Instagramで1.6万人のフォロワーを持つセルフネイルのプロ・ojimiさんに教えてもらいました!
深い海の底できらめく鉱石と水面から差し込む七色の光を組み合わせたような「深海ネイル」。ホロやオーロラフィルムなどの光るアイテムを使っていますが、クリアカラーのポリッシュを上から重ねることで派手になり過ぎず、落ち着いた華やかさを演出することができます。
クラッシュホロポリッシュは通常ポイント使いするもの。ひと塗りで印象的な指先になるのでセルフネイルでは重宝しますが、一度に使う量が少ないため使い切ることが難しいポリッシュでもあります。そんなポリッシュを全面使いするのが今回の「深海ネイル」の特徴。クラッシュホロの大粒な光が、夏らしい印象を与えてくれます。
日ごとに暑さが増している今、指先から涼を取り入れてみませんか?
「深海ネイル」のアイテム
・カラーポリッシュ
ネイルホリック BL907(画像左から2番目) エチュードハウス プレイネイル#4(画像左から3番目) ちふれ ネイルエナメル#074 (画像右から2番目) paネイルカラー プレミアAA224(画像右端)
・トップコート
Nailist クイッククリスタルコート(画像左端)
・ベースコート
好みのものを塗れば問題ないですが、ネイルオフしやすいものにしたい場合は、ピールオフベースコートがおすすめ
・ネイルパーツ
ネットショップ ネイルアートホイル(オーロラフィルム)・・・All that nailというネットショップで購入できます
・その他
スポンジ・・・100円ショップで買えるお皿洗い用でもなんでもOK
です。今回はメラミンスポンジを使っています
「深海ネイル」デザインのレシピ1(親指、薬指)
1.ベースコートを塗る
今回のデザインはクロッシュホロをたくさんつけるため、ネイルオフがしづらくなります。もしオフの際のわずらわしさを減らしたいのであれば、ピールオフベースコートを爪の中央(周囲から2mm内側)に塗ってください。全体に塗ると、ネイルがすぐにはがれてしまうので注意。
※写真はIT’S DEMOのピールオフベース
2.ちふれのクラッシュホロを刷毛にとり、持ちやすいサイズにカットしたスポンジの1面につける
スポンジを使うことで余分なポリッシュ液が落とされ、ラメやホロだけをうまく爪にのせることができます。乾燥時間の短縮にもなります。
3.2のスポンジを使って、爪にクラッシュホロをつける
4.2〜3の工程を繰り返し、自爪が隠れるまでクラッシュホロをつける
5.4が乾いたら、クラッシュホロの上にネイルホリックのクリアブルーを塗る
6.5が乾いたら、トップコートを4、5回塗り重ねていく
トップコートは1回塗るごとにしっかりと乾燥させましょう。
ネイルデザインのレシピ2(人差し指、中指、小指)
1.ネイルアートホイルを爪の大きさに合わせて、短冊状に切る
異なる太さや長さにカットすると爪の上に乗せたときに動きが出て
2.ベースコートを塗る
3.プレイネイルのラメを爪全体に塗る
4.2が乾いたら、ネイルホリックのクリアブルーを上から重ねる
5.3が乾く前に、短冊状に切ったネイルアートホイルを乗せる
爪楊枝などで短冊状に切ったネイルアートホイルを取り、爪の上に2、3枚ずつ乗せていきます。重なると厚みが出たり、
6.3が乾いてから、アートホイルを乗せた部分にだけクリアブルーを重ねる
クリアブルーを重ねることで光の反射を抑え、アートホイルが全体のデザインから浮くのを防げます。
7.お好みでpaネイルのラメを爪の上部1/3に塗る
シンプルなデザインがよければ、この工程は飛ばしてもOK。
8.トップコートを4、5回塗って完成
「深海ネイル」のデザインのポイント
種類の異なるラメやホロ、ホイルを単色で閉じ込めることで、印象の違うデザインを簡単に作ることができます。ブルーのクリアカラーを使えば、深海のような神秘的な印象に。難しい工程はなく、重ねていくだけで深みがでるので、初心者の方でも真似しやすいデザインかと思います。
今回は海のようなクリアブルーのポリッシュを使いましたが、クリアカラーの色を変えればガラリと雰囲気が変わります。また、中に閉じ込めるホロやラメを変えれば、より華やかなデザインにしたり、もっと落ち着いた印象にすることもできます。ぜひ家に眠っているラメやホロを使っていろいろ試してみてくださいね。
デザイン/ojimi