数ある家事のなかで、どうしても毎日やらなくてはいけない食事作り。家で過ごす時間が増えた今、どうやって3食用意するかということは大きな悩みの種です
そんな私たちの料理の悩みを解決する「下味冷凍」を料理研究家で家事全般のラクを追求するラク家事アドバイザーの島本美由紀さんに教えてもらいました!
前回記事:ごはん作りたくない日に「下味冷凍」 手軽で安いのに美味しい秘密
子どもが大好きな味を下味冷凍で簡単に!
簡単に作れて、さらに子どもが喜んで食べてくれたなら、親としてこれほど嬉しいことはありませんよね。今回ご紹介するのは子どもが好きな「あまじょっぱい味」で白いごはんが進むおかずレシピばかり。調理法を変えたり、プラスアルファの食材を加えたアレンジレシピもご紹介します。
肉の下味冷凍レシピ① 豚のスタミナ焼きのもと
【材料(2人分)】
豚バラ薄切り肉……………………200g 玉ねぎ………………………………1/4個 ピーマン………………………………1個 A|醤油……………………大さじ1と1/2 A|みりん…………………大さじ1と1/2 A|酒………………………大さじ1と1/2 A|おろしにんにく(チューブ)……4cm ※Aは焼肉のタレで代用OK
【作り方】
①豚肉は食べやすい大きさに切り、玉ねぎは薄切り、ピーマンは縦細切りにする。 ②冷凍用保存袋に①とAを入れてなじませる。 ③空気を抜きながら平らにして袋の口を閉じ、冷凍する。
【調理方法】
冷蔵室に移して自然解凍して、フライパンやグリルで焼く。
凍ったまま加熱する場合は、フライパンに入れフタをする。はじめは中火で、溶けてきたら弱めの中火で蒸し焼きに。凍ったまま炊飯器に入れて炊き込みごはんにしてもOK。その場合は米は2合、水は炊飯釜に記されている目盛りより2ミリほど少なくして炊くこと。ただし炊飯器によって調理法が異なるため、説明書などの確認を。
【アレンジ料理】
白米の上に乗せればスタミナ丼に。卵でとじてもおいしい。野菜を加えて肉野菜炒めにすれば美味しく野菜がとれるヘルシー料理に。豆腐と一緒に煮て簡単肉豆腐にアレンジするのもおすすめ。
保存期間:2ヶ月
肉の下味冷凍レシピ② 鶏の照り焼きのもと
【材料(2人分)】
鶏もも肉……………………………1枚 A|醤油…………………大さじ1と1/2 A|みりん………………大さじ1と1/2 A|砂糖…………………大さじ1と1/2
【作り方】
①鶏肉はひと口大に切る。 ②冷凍用保存袋に①とAを入れてなじませる。 ③空気を抜きながら平らにして袋の口を閉じ、冷凍する。
【調理方法】
冷蔵室に移して自然解凍して、フライパンで焼く。 凍ったまま加熱する場合は、フタをして蒸し焼きにする。はじめは中火で、溶けてきたら弱めの中火で蒸し焼きにすれば、鶏の照り焼きに。凍ったまま炊飯器に入れれば炊き込みごはんに。米は2合、水は炊飯釜に記された目盛りより2ミリ程度少なくして炊く。ただし炊飯器によって調理できないこともあるため、説明書などを確認すること。
【アレンジ料理】
卵とじにして、ご飯の上に乗せれば親子丼に。下味がついているので唐揚げやとり天も粉をつけて揚げるだけで簡単にできる。野菜を加えて筑前煮にすることも可能。
保存期間:2ヶ月