ディズニー映画ファンのお楽しみといえば、隠れキャラ探しですよね。隠れキャラの存在を知らずに、自分で見つけたときにはテンションが上がりまくった、という経験がある方も多いのではないでしょうか。今回ご紹介する隠れキャラ、みなさんはどのくらいチェック済みでしょうか? 知っている人も知らない人も、もう一度作品を観たくなる隠れキャラをチェックしてみましょう!
アンディのおもちゃ箱にはあのキャラが!『トイ・ストーリー3』
おもちゃの世界を舞台にしたピクサーの人気シリーズ第3弾。キャラではないですが、映画にとってはとても意味のある“数字”のお話。映画冒頭に登場する機関車の様々な箇所に、数字の「95」が描かれています。これは1作目の『トイストーリー』が公開された年「1995年」を意味しています。
大学進学が決まったアンディはおもちゃを整理することに。そのアンディのおもちゃ箱には映画『ファインディング・ニモ』の主人公・ニモのシールが貼ってあります。また、本作に登場するゴミ収集車の作業員は、1作目の『トイ・ストーリー』に出てきた悪ガキ“シド・フィリップス”です。過去作に登場したキャラに再び会えるのは、ちょっとテンションが上がりますよね。
『ベイマックス』でチラッと登場、隠れミッキーを探せ!
夜にベイマックスとヒロがコンテナの近くにいるシーン。コンテナに同化するように隠れミッキーの姿が! 動画でも拡大して、明るくしなければその存在は確かめられないほどなので、見つけたときのよろこびは、かなりのもの。もう一つの隠れミッキーは、ヒロが履いているスニーカーに注目。ヒロがベイマックスの背中をよじ登るときにチラッと映る、スニーカーのソール部分に小さなミッキーマークが描かれています。
『ベイマックス』には、『アナ雪』キャラも多数隠れています。ベイマックスがヒロをよろこばせるため、ヒロに着せられたアーマーの威力を試すべくロケットパンチを発射するシーン。そのパンチを発射した先にある石像は、ハンス王子になっています。さらに、ベイマックスとヒロのフライトシーンをよく見てみると……、街角にオラフの姿が発見できます。
次回作のヒントもあり!『リメンバー・ミー』
サンタ・セシリアの広場に向かう道中でミゲルがフィギュアを売っている売店の前を通るシーン。そこには『ファインディング・ニモ』のニモやドリーの姿が。さらに同じテーブルには『ファインディング・ニモ』のデスティニーや『レミーのおいしいレストラン』のレミーまで登場しています。また、ミゲルの家にあるオフレンダ(祭壇)画面右下にもニモの姿を見ることができます。
ピクサー映画の中では必ず次回作のヒントが隠されているのは、ファンの間ではおなじみですよね。ちなみに本作の次に公開されたのは『Mr.インクレディブル2』。死者の国を歩くミゲルとヘクターは、音楽コンテスト前でお祭り状態のデラクルス広場を通りかかります。ある家の壁に貼ってあるポスターに、ガイコツになったMr.インクレディブルのファミリーの姿が! しっかりと『リメンバー・ミー』の世界観になじんでいます。
キャラだけじゃない!あのアイテムもチラリ登場『モアナと伝説の海』
本作にも『アナ雪』キャラが隠れています。まずはオラフ。モアナの舟にはオラフの手と鼻が登場しています。全身ではなく、体のパーツでの登場とは、ついつい見逃してしまいそう。マシュマロウは、タマトアの巣窟で、タパ布の絵柄になっています。
モアナが島で、ココナッツの実を持って村人たちの前を横切るシーンがでは、村人たちが敷物らしきものを広げています。その柄は『アラジン』に出てきた空飛ぶ魔法の絨毯にそっくり! 色や敷物の材質は違うようですが、デザインは全く一緒。『アラジン』も、本作と同じクレメンツとマスカーが監督を務めています。もう一つの『アラジン』ネタ。なんと、ジーニーが暮らしていた魔法のランプがチラリと登場。巨大なヤシガニ・タマトアの背中にある財宝の山の中に、何気なく置かれているので、目を凝らして見つけてみて!
酒場のシーンの柱にも注目『塔の上のラプンツェル』
ラプンツェルとフリン・ライダーが迷い込んだ酒場のシーン。よく見ると柱にはピノキオが座り、フロアではライオンキングのプンバァが踊っています。人気キャラに会えるなら、ちょっとくらい迷い込んでもいいかな、と思っちゃいますよね。
本作の次に公開された『アナと雪の女王』は空前の大ヒットを記録した作品です。その劇中には、ラプンツェルとフリンのカップルが後ろ姿でカメオ出演しています。後ろ姿だけという贅沢な使い方もディズニー映画ならでは。
文/タナカシノブ