画像:写真ACより

 

—— 定額料金でサービスが使い放題になるサブスクリプションなど、月額使用料支払いについての節約術を知りたいという声も多いです。

 

丸山さん:

通信費(格安SIM)、保険料、教育費やサプリの定期購入やサブスクは、本当に必要なサービスなのかどうか、見直すことがポイントです。使用せずに支払いだけしているケースも少なくありません。見直しも解約も1度やれば、以降節約になるのでおすすめです。

 

—— 無駄に気づかないと、なんとなく払い続けてしまいますよね。そのほか、お買い物術などはありますか?

 

丸山さん:

休日にレジャー代わりに家族で大型ショッピングモールへ行かないことです。その理由は、食材を買うついでについついおやつやおつまみなど、余計なものを買ってしまうからです。ゲームやアイス、クレープ、コーヒーなど目的以外の出費が増るだけでなく、歩いて疲れて食事を作る元気がなくなってしまい、結果的にファミレスで外食……というパターンになりがちです。

 

休日はネットスーパーでまとめ買いをして、その分下味冷凍や小分け調理、お惣菜を作る時間と体力を使うほうがおすすめです!

 

—— お出かけでの節約術はありますか?

 

丸山さん:

日帰りのお出かけは、できるだけ炊飯器のタイマーを帰宅時間にあわせて入れておくことです。これなら、帰ったらご飯があるから、家で食べようとなります。タイマーをセットするときに、下味冷凍を冷蔵室へ入れておくとさらにいいですね!

 

画像:写真ACより

 

—— 下味冷凍は大活躍ですね。では、子育てに関する節約術のポイントを教えてください。

 

丸山さん:

まずは、見学をしたり体験させてみること。そこで習っている保護者やお子さんの意見を聞いてみるのもいいですよ。

 

教育費は聖域と言われていますが、そうも言っていられない時代ですので、数を絞ると良いでしょう。予算と優先順位はそれぞれの家庭で決めるとして、勉強系、運動系、教養系と3つのカテゴリーに分けて、それぞれひとつずつ、最大3つまでと決めるのも手です。また、習い事を増やすときや、合間に子どもの負担になっていないか子どもと話し合いましょう。

 

—— 費用の節約だけでなく、子どもとの話し合いで“気づき”があるかも、というメリットもありますね。

 

丸山さん:

我が家の例ですが、小5男子、プログラミングの上級へ進むため、授業回数と授業料が増えることになり、話し合いをした結果、勉強系の出費を見直しました。