ママ友がめでたく自宅を新築!

 

新居に招いてもらったら、何かお祝いを持って行きたいですね。

 

でも、昔からの友人ならリクエストを聞くこともできるけど、ママ友同士だと、向こうもなかなか本音で「これが欲しい」とは言えなさそう。

 

相手の負担にならず、お祝いの気持ちが表せるものは何がいいでしょうか?予算もどのくらいが適当なのか、相場があるなら知りたいですよね。

 

さらにこれはNG!という新築祝いなど、いただいた側のママの体験談も聞いてみて、ママ友の立場で喜ばれる新築祝いについて考えてみます。

 

ママ友の新築祝いで「現金」はあり?お返し(内祝い)は必要?

お祝い全般で、今も昔も一番喜ばれるものといえばやはり現金や商品券でしょう。

 

何か記念になるモノを贈りたい気持ちは山々ですが、どんなに親しくても相手の好みや欲しいもの欲しくないものは完全には分かりません。

 

特に新築時にはインテリアにこだわっている人が多いため、好みに合わないグッズを贈るより、お気に入りのものを自分で選んで買ってもらう方がずっと喜ばれそうですね。

 

ただ、新築祝いで友人にお金を贈るなら、一般的には少なくとも5000円から10000円が相場と言われています。

 

付き合いが長く家族ぐるみの関係という場合は別として、近所や園が同じで時々家を行き来する程度のママ友へのお祝いとしては、5000円~1万円の現金は多過ぎると感じる人が多いでしょう。受け取る側も恐縮してしまう可能性があります。

 

かといって、例えば2000円程度を現金で渡すのも、贈る側・受け取る側ともに違和感を抱く人が多いのではないかと思います。

 

そう考えると、通常はママ友宅の新築祝いで現金を贈るのは、マナー違反ではありませんが珍しいケースといえるでしょう。念のため、知人のママ78名に確認したところ、「現金を贈った」という人はその中には1人もいませんでした。

 

ちなみに、一般的なマナーとして、新築祝いに対するお返し(内祝い)は不要だとされています。結婚式と同じく、新居を見てもらいご馳走をふるまうのがお返しとなる、という考え方です。

 

「ここだけの話、これはうれしくなかった」新築祝いのプレゼントとは

では、実際に新築時にお祝いをもらったけれど、内心困った…というものは何があるのでしょうか?ママたちの体験談を聞いてみました。

 

「引越しの時、前の家に残っていた趣味の合わないインテリア雑貨や食器を思い切って処分しました。新居は木としっくいをベースにシンプル&ナチュラルなトーンに統一し、やっと好きなものに囲まれた新居で生活をスタートしようと思った時に、ヨーロピアンな花柄のピンク系の壁掛け時計をいただいて。気持ちは本当にありがたいのですが、部屋に合わなさすぎて困りました」(Yさん・35歳・4歳のママ)

 

「私は基本的にキャラものがあまり好きではないので、キャラクターのついた雑貨やカレンダーなどは子ども用だけにとどめています。ですが、新築祝いに、ママ友数人がカラフルなキャラクター付きの玄関マットを贈ってくれて、使わないのは申し訳ないので使っています。遊びにきてくれた時に最初に目につくのでしまっておくわけにいかないし、今後のお付き合いもあるので…」(Kさん・28歳・1歳のママ)

 

インテリアはほんとうに人それぞれ好みが分かれるので、はっきり「このブランドのこの商品」「○○色で」とリクエストがあった場合を除いては、よかれと思っても迷惑になってしまう可能性が高いようです。

あとに残らないプレゼント=お花やお菓子が人気

「新築祝いの内祝は不要」とはいえ、値の張るモノを贈るのも気を使わせてしまうし、趣味に合わない可能性が高い…となると、やはりママ友同士で一番喜ばれるのは、手頃な値段であとに残らない、「お菓子」や「お花」が良いのではないでしょうか。

 

ふだんはスーパーなどで買えるお菓子を持参しているなら、新築のお宅に初めて訪れる時には、デパートや洋菓子専門店の焼き菓子・ゼリーなど、その場で食べることも保存しておくこともできるようなお菓子がおすすめ。

 

お花の場合、花束は花瓶の用意などで手を煩わせてしまいますので、カゴなどに入ったフラワーアレンジメントの方が良いですね。

 

花屋さんのお花は、花粉が飛ばないように手入れされていることが多いですが、もし事前に花粉のアレルギーなどが分かっているなら、プリザーブドフラワーもおすすめです。

 

ただ、プリザーブドフラワーもすぐに処分するものではないため、好みに合わない可能性は考えておいた方がよさそうです。

 

ママ友どうしの新築祝いでNGなのは?!

次に、うっかりやってしまいがちな新築祝いのNGを紹介します。

 

「赤いもの」がNGだって知ってた?

ママ友同士に限らず、新築祝い全般のマナーとして、「火」や「火事」を連想するものは避けた方がいいと言われています。

 

例えばライター・消化器・バーベキューセットなどで、あまりそんなものを贈る人はいないと思いますが、お洒落なキャンドルくらいだとうっかり選んでしまうかもしれないので気を付けて下さいね。

 

同じ理由から、赤い色のグッズもNGだと言われています。

 

絵画やバスマット、スリッパもNG

他にも、せっかくの新居の壁に穴をあけることになるので、釘で取り付けるタイプのパネル、絵画、時計なども選ばないほうが良いでしょう。

 

ママ友同士なので基本的には対等な立場と考えてよいと思いますが、職場の上司など目上の相手には「現金」や「足で踏むもの(バスマット・キッチンマット・玄関マット・スリッパなど)」も避けるべきだと言われています。

 

プレゼント以外にもここに気をつけよう

ママ友同士の新築祝いでは、新居に赤ちゃんや小さい子を連れてお邪魔することも多いと思います。

 

お互い育児中ということで分かってもらえることも多いかもしれませんが、やはり新しいお宅なので、オムツ替えシートを持参するのはもちろん、雨の日であれば靴の泥を家の外で落とす・替えの靴下を持参するなど、普段以上に床を汚さないような気配りが必要です。

 

また、床を傷付けそうなおもちゃや遊び方は避ける、飲食時には汚れた手のまま席を立たないよう気を付ける、食後もウェットテッシュを持参してこまめに手を拭くなど、ちょっと気を使い過ぎかな?と思うくらいでちょうど良いでしょう。

 

先方がおとなしいお子さんで、わが子が活発なタイプ…という時は特に注意が必要です。ママ友が分かってくれたとしても、旦那さんが「うちの子はこんなことしないのに」と理解されない場合もあります。

 

まとめ

ママ友への新築祝いは、マナーや相手の好みなど、考え出すといったい何が正解なのか分からなくなってしまいそうですが、まずは、新居の素敵なところを見つけて沢山ほめるのが、相手には何より喜ばれるのではないでしょうか。

 

その上で、今回の例も参考にしながら、お互いの関係にふさわしいお祝いは?と考えてみて下さいね。

 

文/高谷みえこ

参考/総務省統計局平成26年全国消費実態調査 / 全国/ 家計収支に関する結果/ 二人以上の世帯 https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?page=1&query=%E4%BA%A4%E9%9A%9B%E8%B2%BB&layout=dataset