働いている人の多くが一度は考えたことがあるであろう転職や退職。「もうこの会社を辞めたい…」と思ったとき、実は絶対にやってはいけないことがあるんです。
そこで今回は、そもそもなぜ仕事を辞めたいと思うのか?辞める前にやるべきことは?などの疑問を解きながら、円満退社のためのコツをご紹介しようと思います。
辞めたい理由はみんな同じ?
辞めたいと思う理由は人によってさまざまですが、よくある理由として次の3つが挙げられます。
理由① 待遇
給与や福利厚生などの待遇は仕事へのモチベーションだけでなく、生活にも直接関わってくる問題です。たとえどれだけ仕事が好きで楽しくても、いわゆる健康で文化的な最低限度の生活が満足に叶わない給与ならば、日々の暮らしが苦しくなる上に将来への不安も募ってしまいます。 働きと給与が見合っていない、この先の昇給が見込めないと不満を感じ始めると、「転職」の文字が頭に浮かんでくるもの。
また長時間労働など、健康にまで影響が出る働き方を強いられている場合は、体力を理由に辞職を考える人も少なくありません。
理由② 人間関係
待遇と並んでよく挙げられる理由が「人間関係」。入社前はアットホームな職場だと思っていたら、実際は…なんていうことも。
働いていると、大なり小なり人間関係には悩まされるものです。しかし、明らかなパワハラやセクハラ、あるいは職場いじめなどが起きている場合、仕事がスムーズに進まないだけでなく、心身の健康を害してしまうこともありえます。
理由③ 仕事内容
「仕事はお金を稼ぐためのもの」と割り切っていたとしても、自分の性格や能力に合わない仕事や、興味のない仕事を続けるのは想像以上に大変です。異動によって仕事内容が変わる可能性もゼロではありませんが、変わらない可能性もゼロではありません。