一般的に仕事といえば、先輩が後輩に教えるもの。しかし“入社して間もない人”が新人社員を教育することに関しては、働く人たちの間で賛否が分かれるようです。具体的にどのような部分が争点になっているのか、それぞれの意見を見ていきましょう。
仕事がデキるなら勤続年数は関係ない?
議論の発端になったのは、入社半年の後輩と一緒に働く女性。その後輩は勤続年数は短いながらも、とても面倒見が良く仕事もデキるため、女性は安心して新人の教育を任せていました。ところが女性の上司は「入社半年の社員が新人を教育するなんて早すぎる!」とカンカンに。「入社半年でもしっかり働いてるし、〝報連相〟も徹底してくれるからいいのでは?」と悩んでいました。
ネット上では彼女に対して共感の声が続出しています。「未だにキャリアの長さだけで判断する人がいるなんて…。入社して1か月や2か月ならまだしも、半年も経ってるなら新人が担当する程度の業務は十分教えられるはず」「教え方が超下手なベテランより、入社して日は浅いけど教え方が上手な人に任せたほうが良いと思う」などの意見が。
またなかには「教育を後輩に任せていいかどうか、上司に相談しなかったの?」という疑問の声も見られました。確かに上司の判断を仰がず、勝手に後輩が新人を教育しているとしたら、かなりリスキーかもしれません。そのほか、「新人を教育するかどうかに勤続年数は関係ない。でも役職に就いてるキャリアの長い人が教育係を任命するべきでは」との指摘も寄せられています。