若手社員のやる気を左右する要因
仕事のできる後輩を育てるためには、まずやる気を引き出せる環境が理想的ですよね。仕事を始めたばかりの若手社員から見て、“やる気が下がる職場”にはどんな特徴があるのでしょうか。
スマートフォン向けサービスを展開する「レッドフォックス」が実施したアンケート「若者の組織への意識に関する調査」では、20~29歳の社員がどんな時にやる気の変化を感じているかが明らかになりました。
入社後に「やる気が下がった」と感じる理由は、「業務内容」がトップ。続いて「上司との関係」「組織の関係」がランクインしています。
一方で、「やる気が上がった」と感じる理由のトップ3も同じ項目という結果に。業務を含めた組織全体の環境が、若手社員のやる気を左右する要因になると考えられます。
また「やる気が低下した上司の特徴や行動はどのようなものですか?」という質問では、「怖いと感じる」と答えた人が多数。続いて「セクハラやパワハラ」が2位にランクインしており、上からの圧力は若手社員を遠ざける原因となってしまうようです。なかには、「上司がサボっている」「上司のやる気がない」という意見も。目上の人間が尊敬できない態度だと、ついてくる人はなかなか現れないでしょう。
自分自身が誠意を持って仕事に取り組んでいれば、自然と周囲の環境も変わるはず。信頼される先輩や上司として、後輩といい関係を築いていきたいですね。
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文/牧野聡子
参照/レッドフォックス株式会社「若者の組織への意識に関する調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000042959.html