子どものヘアケアで注意すべきポイント
子どもの頭皮や髪の毛の特徴をふまえた上で、子どものヘアケアで注意すべきポイントについて、お話していきましょう。
泡でやさしく洗う
泡で汚れを浮かせて洗うと摩擦が少なくてすむので、髪が傷みにくくなります。赤ちゃんのうちは髪の毛が特に細く、ちょっとした摩擦でちぎれたり傷んだりするため、泡状のシャンプーがおすすめです。
すすぎ残しのないように
すすぎ残しがあると、頭皮トラブルの原因になります。特に肌が敏感な子どもはトラブルになりやすいものですので、しっかりすすぎきることが大切です。
トリートメントは不要
トリートメントは主に、ヘアカラーやパーマなどのダメージを受けて、傷みやすくなっている髪の毛を保護する目的のもの。子どもの髪には、基本的に不要といえます。 ただし、トリートメントをしないことで髪の毛が絡まるなどといった問題があれば、少量の使用におさえて使うようにしましょう。
ドライヤーは極力使わない
子どもの髪の毛は細くて弱いため、ドライヤーをかけると髪が傷みやすくなります。毛量が少ない乳幼児のうちは、ドライヤーはかけずに、自然乾燥で対応しましょう。 しっかりと髪が乾いていないうちに寝てしまうと、それも髪にダメージを受ける原因となってしまいます。寝る前に髪が乾く時間を確保すると良いでしょう。 もし毛量が多い場合には、ドライヤーで一定の水分を飛ばすのもひとつの手ですが、その場合はあらかじめしっかりとタオルドライし、冷風を使用するとダメージが少なくおすすめです。
シャンプーは1日1回
夏になって汗をよくかくようになると、1日に数回シャワーを浴びることもあると思います。しかし、毎回シャンプーする必要はありません。 皮脂量が少ない子どもでは、頭皮が乾燥してバリア機能が低下する原因にもなり得るため、シャンプーは1日1回にしましょう。シャワーで汗を流すだけでも、十分にあせも対策になりますよ。
カラーリングやパーマは控えて
最近では、オシャレパーマやカラーをする子どもも珍しくありません。しかし、子どもは大人に比べて髪や頭皮にダメージを受けやすいため、できれば控えたいものです。