秋になると、「○○の秋」を考える人も多いのでは? 私の場合は、仕事柄「美容の秋」は言うまでもありませんが、今年は“美”を高める「読書の秋」に没頭しています。
美意識を高めるのは、単に容姿やスキンケアなどの外観だけのキレイではなく、食やメンタルなど内側からくるものも大事ですよね。この本は、論理的思考に必要な美意識を解いていて、とてもおもしろく読み進められます。また、私の場合は経営者でもあるので、さらに参考になる話がいっぱい。 “この世界をどのようにしたらよいか”“高い視座でビジョンを持つこと”“ビジネスパーソンであればそのプロジェクトを、経営者では会社を自分の作品として捉えてみる”など、「仕事や会社をデザインすること」や「直観や感性を仕事に取り入れること」などがこれから必要になることではないかと書かれています。 自分の仕事・会社にももちろんですが、強いては子育てにもいろいろ応用できないか、考えています。
実は会社員時代、管理職に就いていたことがあります。その時に初めて、ビジネスにおける教育について触れる機会があり、人を教育することはその当時自身が抱いていた概念を覆すものでした。言い方は悪いですが、今思えば、教育も人をデザインすることであり、さらに言えばチームや会社を作っていくことだなと思い返しました。(管理職時代の話はまたの機会にでも♪) 一方で、子供への教育は一筋縄ではいきません。以前も書きましたが、近親者ほど怒りのコントロールが難しくなるわけですから、私も毎日感情的になってしまいます。あとでもまた書きますが、今年度からいわゆるワンオペ育児となり、余裕がなさ過ぎてワンオペ育児の不満を子供にもぶつけることもしばしば。 でも(これを書いていながら)、いっそのこと「子育てもデザインできないか」という視点にたどり着きました。 もちろん教科書通りにはいきませんが、“子供にこうなってほしい”と思うことも、もしかしたら「子育てのデザイン」ではないでしょうか。また、この書に出てくるような感性や直観を育てる育て方もしてみないものです。(これについては暗中模索中です。)
さて、そもそもの読書時間について、ワーママでは、往々にして自分の時間が取れないのが通例ですよね。先ほどの通りワンオペ育児になって半年が過ぎ、正直精神がつぶれそうなときもありましたが、最近は「ワンオペから解放するのは自分自身」ということにたどり着き、少しずつ解放しています。 ワンオペは、不満など気持ち的なものが大部分ですが、私の場合はある種の“諦め”をしました。 たとえば、
・自分のキャパを超えないようにする
・自分や仕事のことで新しいことには挑戦せず、与えられた仕事を丁寧にこなす
などです。これまでに自分には考えられませんでしたが、『仕事ができないことを当たり前と思う』ことでしょうか。 ということで、仕事が立て込んでいる場合は除いて、週のうち1時間でも読書の時間を取るようにしようと考えました。
こんなふうに、お気に入りのカフェでの1人時間♪ これまでだったら、時間が少ないからこそ、時間がありさえすれば仕事!という感覚でしたが、ワンオペ育児になってから同じようにやっていたら、本当にしんどくてなってしまい・・・。週1回・1時間だと前に読んだ時より正直結構時間が空いてしまうときもあるのですが、なかなか進まなくてもそれはそれでよいとして。(笑)
私の読書には、アロマが必須!
読書の前に気持ちが乱れていたら、写真にあるラベンダーアロマで気持ちを落ち着かせます。ラベンダーは自律神経を整える効果がありますので、さあ読むぞというタイミングで嗅ぐだけでもリラックスできます。家や事務所にいるときだったら、ティッシュに1垂らししてルームフレグランス代わりにも使えます。
自分が好きな香りをみつけて、極上の自分時間を過ごしてみては?
CHANTOママライター/長井美有紀