ネット上で商品を注文できる“ネットスーパー”が、近年さらに利用しやすくなっている様子。例えば「セブン&アイ・ホールディングス」は今年3月、コンビニでネットスーパーの商品を受け取れるサービスを試験的に開始させました。
ネットスーパーで買った商品がコンビニで受け取れる
「セブン&アイ・ホールディングス」は、都内の「セブン-イレブン」に「受取りボックス」をテスト設置。以前から展開している「イトーヨーカドー ネットスーパー」で注文した商品が、適切な温度でコンビニに保管される仕組みを整えました。
これによりユーザーは自宅で配達を待つ必要がなくなり、自分のライフスタイルに合わせた時間で受取りが可能に。ネットスーパーの商品を保管する「受取りボックス」のコンビニ設置は、国内で初めての試みです。
どのように商品が届くのかというと、まず購入者がネットで商品を注文。対象の「セブン-イレブン」に商品が配送され、「受取りボックス」の中に収納してくれます。
購入者は注文完了メール内に記載された“専用の番号”を、ボックスのディスプレイで入力。あとは扉を開けるだけで、商品を受け取れるそうです。
スーパーとコンビニのシナジーをさらに強化する「受取りボックス」の設置。今回のテスト運用では「荒川南千住3丁目店」と「荒川町屋5丁目店」の2店舗にしか設置されていませんが、SNSなどでは「本格的に実用化されたらすごい便利になりそう!」「子どもが2人もいるとスーパーに行くのもひと苦労だから、近くのコンビニで商品を受け取れるようになるとかなり助かる!」と期待の声が上がっていました。