新学期になると、避けては通れないPTA役員決め。そこでは、あらゆるドラマが待ち受けています。一見、憂鬱な印象がある役員決めでも、終えてみれば、良い方向に進んでいたり、はたまた想像通りの泥沼が待ち受けていたり…波乱万丈なPTA役員決めで起きたエピソードをご紹介します。

役員決めで「言い訳」しすぎて自爆した(かよさん/40歳/記者)

 

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PTA役員決めの時間が苦痛です。立候補する人がいないので、無言の時間がすぎた後に始まるのは、恒例の「言い訳合戦」。 「仕事が忙しい」「親の介護がある」それぞれ理由を順番に話していき、保護者会はお通夜状態。役員を決めるために事前に根回しすることもあるそうですが、うちのクラスはひたすら話し合いでした。 私も「残業続きでほぼ終電帰りなので、時間を取れない」と、忙しい現状を訴えて2年連続で断ったのですが、その後からママ友に距離を置かれるようになってしまったんです。 クラスのママたちのLINEグループがあるようですが、それにも招待してもらえず、気軽に質問できるママ友もいません。ハブられているというよりは、遠慮しているような変に気をつかわれてしまっている感じです。 ママ同士シェアする情報は、学校のお知らせだけではわからないこともあるので後悔してます。「父親よりも働きすぎな現実」を訴えすぎたのは失敗だったかもしれません。