「そうですね」「なるほど」「その通りです」など、日頃から何気なく使っている“相槌”。相槌があると会話がスムーズになりますが、使い方によっては相手の気分を害してしまう場合も。相手を不快にさせないためには一体、何に気をつけるべきなのでしょうか。

 

同じ相槌を繰り返し使うのはNG?

実際にSNSなどのコメントを見てみると、相槌によって不快感を覚えた人は少なくありません。特にビジネスシーンの相槌を取り上げる人が多く、「電話口で『なるほどですね』って返されると、なんとなく馬鹿にされてる気分になる」「何を言っても『はい』しか言わない後輩へのイライラが半端ない。本当に分かってるの?ちゃんと聞いてるの?って注意したくなっちゃう」といった声が数多く上がっていました。

 

ではどういった相槌が相手に不快感を与えるかというと、たとえば“大げさな相槌”や“同じ相槌を繰り返し使った場合”。そもそも相槌は会話を盛り上げるための手段ですが、盛り上げるために大げさな相槌を打つとかえって逆効果に。まるで軽んじているような印象を与えるため、相手のトーンに合わせた程よい相槌がベストのようです。

 

いっぽう「はい、はい、はい」「なるほど、なるほど」といった“同じ相槌を繰り返し使った場合”も、相手を軽くあしらっているように見えるので要注意。加えてワンパターンの相槌は単調になりやすく、相手から“話を聞くのが面倒くさいのかな”と思われてしまう可能性が。同じ相槌ばかりにならないよう、時々質問を挟んだりして様々な反応を見せることが大切です。