ホットプレートで作れるのは、焼いたり炒めたりする料理だけではありません。なんと炊き込みごはんも作れちゃうんです。
炊き込みごはんは炊飯器で作る人が多いと思いますが、ホットプレートで作るとおこげも楽しめます。
こちらはスーパーなどで手に入りやすいブリを使ったレシピ。ぶりは酒としょうゆで下味をつけてから炊くことで味をつけるだけでなく臭みもとれます。きぬさやは斜めせん切りにすると食べやすく、どこか品のある仕上がりに。食べごたえのあるぶりに桜えびの香ばしさと生姜の風味も利いた、彩りのいい炊き込みごはんです。
ホットプレートで!ぶりの炊き込みご飯
【材料(2〜3人分)】
米…1.5合 ぶり(切り身)…2切れ たけのこ(水煮ホール)…100g 絹さや…5枚 しょうが…1片 乾燥桜えび…大さじ2
水…300ml A|酒・しょうゆ…各大さじ1/2
B|薄口しょうゆ…小さじ2
|酒…小さじ1
|塩…小さじ1/4
|昆布…10cm
【作り方】
1.米は研いでザルに上げ、10分程度おいて水けをきる。ボウルに入れ、分量の水に30分ほど浸す。 2.たけのこは縦4等分にして横に薄切りにする。絹さやは斜めせん切りに、しょうがはせん切りにする。ぶりにAを入れて下味をつける。 3.ホットプレートに①、Aを入れる。たけのこ、しょうが、桜えび、ぶりの順にのせ、蓋をして高温にする。沸騰したら低温にし、15分ほど炊く。水分がなくなったら再び高温にし、チリチリと音がしてきたら火を止める。絹さやをちらし、再び蓋をして10分ほど蒸らす。
PROFILE 田頭志保(たがしら・しほ)
フードコーディネーター・フォトグラファー。大学卒業後、新聞社にてカメラマンとして勤務。その後、料理と写真のテクニック、それに携わるフードコーディネーターの仕事に惹かれ、専門学校にて学ぶ。テレビや雑誌で現場技術を取得する傍ら、ロンドン〜中東での料理研究、写真活動を経て、現在フォトグラファー、フードコーディネーターとして活躍中。
取材・文/田川志乃 撮影/菅井淳子