鼻水をかめるようになったら「鼻すすり」に注意して
子どもが鼻水をかめるようになると、「鼻水をすする」こともできるようになってきます。 鼻水には細菌やウイルス、ほこりなどを吸着して体外に排出する役割があります。ところが鼻をすすると、せっかく吸着した細菌やウイルスがのどに流れてしまいます。 また鼻は中耳とつながっているため、鼻水をすすることで中耳炎になるリスクを高まります。 鼻水をすする行為が見られたときは「鼻をかもうね」と声かけして、鼻水を外に出すよう促すようにしましょう。
鼻づまりが強いと、遊びや勉強の集中力に影響が出たり、中耳炎で耳の聞こえが悪くなると言葉の発達にも影響してきます。 またいくら鼻水のかみ方を教えたり、吸引器で鼻水吸引したりしていても、それだけでは鼻づまりを解消できない場合もあります。 子どもの鼻づまりは中耳炎などに進行しやすいため、定期的な耳鼻科受診でチェックをするのをおすすめします。
文:くまこ