ひとつ屋根の下で暮らしているのに、夫と寝食を完全に分け、会話をする気も起きず、お互いの行動にも無関心。そんな「家庭内別居」状態の夫婦は、思っているよりも多く存在します。家庭内別居を経験した夫婦が、最終的にどんな関係性なのか、話を伺ってきました。

極力関わらないように生活している(みよさん/40歳/医療事務)

 

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私と旦那は、寝室や食事を別にしています。最後に夫とご飯を食べたのはいつだったか、まったく覚えていません。 朝は出勤時間が違うので顔を合わせることはないですし、夜は私たちが寝てから旦那が帰宅することが多いですね(というか、旦那が帰ってくる前に寝るようにしています)。 家庭内別居になったのは「子どもの誕生日を祝いすぎだ」と、意味不明なことを言われたときからです。わが子の誕生日を祝いたいって思うのは、親だったら普通じゃないですか。 その前から「俺よりも子どもの方が大事なのか」「俺にはそこまでしてくれないのに」と文句を言ってくることが多かったんです。「子どもに嫉妬し、不機嫌になる面倒くさい人」というのが、旦那に対する結論。 この人と一緒にいるのはもう無理かもと思い、離婚したいと伝えても「俺は何も悪いことはしていない」と言って一切応じてくれません。とりあえず、極力関わらないように生活しています。