日々当たり前のようにこなしている料理。しかし自分の調理方法の中には、間違っているものがあるかもしれません。定番料理を美味しく作るためにも、今回は“料理の基礎知識”に迫ってみましょう。
油を長持ちさせる方法って?
今年2月に放送された『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)では、「料理の超キホン検定」と題して基礎知識を特集。はじめに紹介されたのは「ぶり大根」に関する知識です。
ぶり大根に使う大根は、独特なえぐみなどを取り除くため下茹でしますよね。ここで重要なのが、下茹でにかける分数。大根のえぐみが取れて、甘みが増すちょうどいい時間は10分間です。ちなみに大根の柔らかさは、大根へ竹串を刺したときにスッと通ればバッチリ。
次に取り上げられた基礎知識は、油を長持ちさせるための正しい方法でした。例えば揚げものをしているとき、よく“揚げカス”が浮かんでくるはず。ほったらかしにする人は多いと思いますが、長持ちさせるためには揚げカスを取り除くのが“超キホン”です。
実際に番組内で「揚げカスをこまめに取った油」と「揚げカスをこまめに取らなかった油」を比較したところ、こまめに取った油は澄んだ黄色に。取らなかった油はほぼオレンジ色に変化しており、揚げカスが油の劣化を早めることが証明されました。
番組で取り上げられた料理の基礎知識に驚いた人は多いよう。ネット上では「大根の下茹でって3分くらいで十分だと思ってた」「小さな揚げカスを放置してるだけで油が劣化するなんて…」といった反響が寄せられています。