世代も違えば考え方も違う…嫁と姑のほど良い関係を築くのは、たやすいことではありません。お互いが気遣いすぎたり、逆に思いやりが足りなかったり、トラブルになることも多いもの。つかず離れずの「ちょうどよい距離感」を保っている妻たちが心がけていることとは?〝達人嫁〟5人に聞きました。

 

 

1.合鍵交換&アポなし訪問はナシ(さえこさん/40歳/スポーツトレーナー)

 

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わが家は、義実家と近距離別居ですが、お互い「いきなり訪問しない」という約束をしています。そのきっかけは、なんと姑さんの提案からだったんです。 結婚直後に夫が「お互いの家の合い鍵を持っておこう!」と提案しましたが、姑さんはそれを丁重にお断りしたのです。その理由を聞くと…納得の理由と思いやりが。 「私もゴロゴロしているときもあるし、お友だちが来ている時もある。なのに、急に入ってこられたら嫌よ。それはきっと、さえこさんも一緒でしょ? お互いの生活に踏み込み過ぎないようにしましょうよ」と。 なのでお互いの家に遊びに行くときは「必ず、前もって連絡をする」というルールにしています。そのおかげか、お互いほどよい距離感でおつきあいをしていますよ。

2.お互いの生活に干渉しない(あいさん/38歳/アパレル販売員)

 

私は昨年から義両親と同居をしていますが、二家族の生活リズムはまったく違います。食事の時間、寝る時間…すべて違いますが、お互いが自分たちのペースで過ごしています。 義両親の部屋が散らかっていても、洗濯物が溜まっていてもタッチしない。このままでいいのかと義母に相談したこともありますが、「生活リズムや家事の仕方は人それぞれだから、触れないでいいのよ~」と言われました。 ちょっと水臭いというか、ドライにも感じますが。休日は一緒に出かけることもありますが、そんなときもお財布は完全別です(笑)。経済面でも生活面でも、お互いを頼り過ぎないことが、我が家が良い距離感を保てる秘訣だと思っています。