ほとんど毎日課される「宿題」は、子どもだけでなく親にとっても悩みの種。子どもが宿題になかなか手をつけなかったり、宿題をする間に家族の憩いの場が失われているのも事実です。最近では、とある小学校が“宿題を出さない日”を決めて注目を集めていました。

ノー宿題デーを導入する目的は?

宿題を出さない「ノー宿題デー」を設けたのは、島根県松江市にある内中原小学校。今年の3学期から毎月第3日曜日の週末は宿題を出さず、親子でふれあう機会とするのが狙いです。松江市立内中原小学校PTAの公式ホームページによると、あくまでも宿題がないだけで自分からしたい勉強をすることは問題ないそう。

 

また、岡崎市立六ツ美南部小学校でも、昨年8月からノー宿題デーをスタートしていました。同校は毎週水曜・金曜日をノー宿題デーと設定。週に2回も宿題を無くした理由は、児童に“趣味や特技を広げる”“家族と対話する”といった行動を起こしてもらうためです。

 

ノー宿題デーについてネット上では、「子どもが宿題に拘束される時間って意外と長い。習いごとのあとに宿題をやると、結構遅い時間までかかるからノー宿題デーに賛成」「先生から出される宿題で勉強するんじゃなくて、子どもが率先して好きなことを勉強できそう!」などのコメントが寄せられています。