電車の中で“グズり”始めたらどうする?

子どもが駄々をこねるタイミングは外出中のときが多いようで、「電車の中でよくグズる」「買い物に行くと必ず騒ぎ出す」といった声が上がっていました。周りに人がいる状況の場合は、どのように対処すればいいのでしょうか?

 

以前放送された『すくすく子育て』(NHK)では「子連れ外出の不安」を特集。同番組には、子育て中のお母さんから「電車に乗るとグズってしまうので気が気ではありません」「1度電車を降りて子どもが泣きやんでから次の電車に乗ったほうがいいのかと迷う」とのお悩みが寄せられています。

 

彼女の悩みにアドバイスしてくれたのは、恵泉女学園大学の大日向雅美先生。大日向先生によれば、子育てはたまに「まあいいか」と思うことが大切だそう。また「『ちょっと声をかけてあげたいな』『うるさくないよ』と思っている人もけっこういるんです」ともコメントしていました。

 

また大日向先生は、「泣きやませなければ」と追い詰められる親たちに向けて始まった「WEラブ赤ちゃん 泣いてもいいよプロジェクト」を紹介しています。同プロジェクトは「泣き声をうるさいと思ってはいない」という気持ちをステッカーやキーホルダーなどで意思表示するという取り組み。

 

「泣いても大丈夫」と思う人が増えていけば、電車内の雰囲気もより良くなっていくと考えているようです。

 

“子どものグズり”は大変なことがいっぱい。厳しく注意するだけでなく、時には“ユーモアのある言葉”をかけてみてはいかがでしょうか?

 

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文/牧野聡子