東京都が「とうきょうママパパ応援事業」を打ち出し、“幼い子どものいる世帯がベビーシッターを利用する際の費用補助”を拡充することになりました。この取り組みがネット上で「時代が確実に変わってきてますね!」と大きな話題になっています。

東京都が産後の家事と子育てをサポート!

今年1月に発表された2020年度の東京都予算案で、一般会計の歳出総額は7兆3540億円に。「多子・多胎児世帯への支援」は87億円が計上されました。「とうきょうママパパ応援事業」と銘打った政策では「産後家事・育児支援事業」などが開始されます。

 

「産後家事・育児支援事業」は、家事育児サポーターを派遣して産後の家事や育児を支援。“ベビーシッターや家事支援ヘルパー”などを利用する際の費用が、1時間当たり2700円まで区市町村を通じて補助されます。上限は第1子の場合は1世帯当たり60時間、出生時の兄姉が3歳未満の第2子では1世帯当たり180時間までとのこと。また双子や三つ子などの多子・多胎児がいる家庭が家事育児サポーターを利用する場合、0歳で240時間、1歳で180時間、2歳で120時間まで費用を補助していく方針です。

 

この取り組みが発表されると、SNSなどからは「少しずつだけど、子育てに対する考え方が前進してますね! 子育てを社会で支えるという考えに大賛成です」「こういった制度は積極的に利用したい。子育て世代がより負担が軽くなる取り組みはとても良いし、全国にも広がってほしい」といった声が上がっていました。