子育てしている人なら誰もが直面する“子どものおねしょ”。びしょびしょになった布団を片づけるのは重労働で大変ですよね。ネット上では、子どもがおねしょした際の後片づけについて意見が交わされています。

おねしょ対策で防水シーツを活用する人が続出!

子どものおねしょにお悩み中の女性は、自身がおこなっている後片づけ方法を公開しました。まずパジャマは洗面器に入れて漂白剤浸けに。シーツ類はそのまま洗濯機で洗い、漂白剤に浸けた後に再び洗濯しているそう。

 

敷布団の対処法については、「おしっこで濡れた部分をキッチンペーパーで押さえて、出来るだけ水分を取る。水で濡らしたタオルでトントンした後、除菌スプレーをかけて干すのが基本かな」とコメントしていました。

 

女性の後片づけ方法に、ほかの母親たちからは「うちはシーツの下に防水シーツ敷いてるから敷き布団は基本無傷。シーツと防水シーツを剥がして普通に洗濯する」「防水シーツいいですよ。マットレス、シーツ、防水シーツ、敷きパットの順で敷いてますが、防水シーツで食い止められます」といった意見が続出。防水シーツを活用している人は多いようです。

 

中には防水シーツ以外に、大判のペットシーツを使っているという女性も。敷布団に敷いておけば、ペットシーツでも十分尿の侵入が防げるといいます。また濡れてしまった通常のシーツとパジャマは、「そのまま抗菌作用の強い洗剤で洗っている」と明かしていました。

 

“洗える敷布団”を使っている人も!?

防水シーツを敷いて対処するケースが多い中、もちろん使っていないという人も。ある女性は防水シーツを使っている人に対して、「アイデアがすごい。事前に対処するという発想はなかったです」とコメント。実践しているおねしょ対処法について「うちは、パジャマ、下着、シーツをそのまま洗濯機におまかせしちゃう。敷き布団はいらない布で拭いて、消臭スプレーして干すので手間がかかる…」と綴っています。

 

ほかにも防水シーツを使っていない人からは、「すぐに敷布団をお風呂に運んでぬるま湯につけてる。結構な重労働だから防水シーツを導入しよう」「良くないとは分かっていたけど、面倒だから敷布団に除菌剤まいて干すだけだった。防水シーツを敷く方法があったとは目からウロコ」といった声があがっていました。

 

さらにおねしょ対策として、「敷布団を洗う」という人も。「防水シートからはみ出してることが多かったので、洗える敷布団を使わせてる」「安価な敷布団を購入してガシガシ洗ってます! お布団が大洪水になったら、仕方なくコインランドリーで洗うこともある」などの声が寄せられています。

 

おねしょにイライラしている人は70%以上!?

忙しい朝でもお構いなしに引き起こされるおねしょ。バタついている時は少しイライラしてしまうこともありますよね。「フェリング・ファーマ株式会社」は4~15歳の子どもを持つ母親507名を対象に、「朝の気分とその原因に関する調査」を実施しました。

 

朝に子どものことでイライラした要因で、もっとも回答が多かったのは「おねしょ」(70.6%)。続いて「支度が遅い」(48.5%)「ごはんを食べるのが遅い」(41.8%)といった回答が寄せられましたが、いずれもおねしょとは大きく数字が開いています。

 

また母親の2割は、おねしょを理由に子どもを叱った経験があると回答。「おねしょを理由に叱ったあと後悔しましたか」とアンケートしたところ、実に約8割の母親が「後悔した」と答えていました。

 

「子どものおねしょについて不安を感じること」では、「学校や幼稚園でのお泊り行事やイベント」が71.6%という結果に。林間学校や宿泊行事が増えてくると、子どものおねしょを心配する母親が多いようです。

 

子どもならば仕方がないおねしょ。スムーズに対応できれば、イライラも多少は減るかもしれませんね。

 

文/長谷部ひとみ

参照/フェリング・ファーマ株式会社「朝のイライラの原因、子どもの「おねしょ」が大きく関係!」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000044648.html