ママ友との会話では、踏んではならない〝虎の尾〟的なポイントがあります。「そういえば最近、ママたちがよそよそしい…」そんな心当たりがある方、いませんか? 気づかずにやってしまうと、知らないうちに〝つき合いたくない人〟と認定されていることもあるんです。ママたちにお話を聞きました。

 

天然すぎる「わが子自慢」に気づかない (みかこさん/39歳/事務職)

 

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保育園の行事の帰り道、ママ友5、6人と子どもの話になり「ひらがなが書ける」「書けない」という話になりました。 うちの子は5歳ですが、絵本が好きなのでひらがなはひと通りマスター。簡単なものなら漢字も書けるようになってきています。 早い方だと思いますが、言ったら「自慢なの?」って思われるので黙って聞いていました。ママ友づきあいでは、余計なことは言わないに限る! するとひとりのママが、天真爛漫に「うちはもう漢字が書けるの」「山とか、田とか、成り立ちから教えると覚えるから、嬉しくって」と話し始めたんです。 〝子どもに漢字を教えるコツ〟を語るママの後ろを、気まずい思いをしながら黙って歩きました。その手の話はダメだって、みんなの苦笑いに気づいて~!! 

 

 

「批判と自慢」のコンボ発言(じゅりさん/32歳/介護職)

 

保育園のママ友7人でランチに行ったときのこと。Kくんママが、子どもを通わせている某有名幼児教育教室の話を始めました。

同じくそこに通わせているTくんママも参戦し、二人そろって「なかなかいい」という話をしたんです。すると…Jくんママが爆弾を落としました。 「教室に行ったからといって賢くなるわけじゃない気がするの。うちの子は私が教えてるけど」と〝教室批判+わが子自慢〟のコンボ発言! しかも「そこに通っていても、漢字が読めない子ってたくさんいるでしょ?」と、余計な追い打ちまで。 え、え、え〜、いまそれ言う必要ある?! ランチ会の空気は凍りつき(この人との距離には気をつけよう)と思いました。