子どもの習い事、何をさせる?
最近の子供の習い事上位は、
で、未就学児になると、
習わせたいランキングでは、
(出典:ケイコとマナブ)
ママ友と話していても、みんな口をそろえて「習い事って保育園ママだと、とても大変!」と盛り上がります。うちも、もちろんその一人。 息子は3歳の保育園児。3歳になったら習い事をさせようと、もともと考えていましたが、
保育園閉園問題で、バタバタしてしまい、やっと新しい保育園生活が落ち着いてきたので、5月からまず英語を始めてみました!(このランキング通りですね^^)
通うのにムリのない時間帯って?
習い事を決める重要なポイントとして、一番に時間帯がありました。 週末の予定を毎週、習い事でうめるのは、自分のライフスタイルに合わない…。しかも、私の仕事は土日でも出勤があるため送り迎えも難しい…ということで、平日の夜に行けるところを探し、去年から体験にも行っていました。 結局、引っ越し後に保育園転園先が決定してから、自宅の近所で保育園の帰りに行けるところをチョイス。送り迎えにムリがない時間帯というのが第一で、もはや内容は二の次にするほかありませんでしたが、先生との相性や教室のキャラクターに子供がとても興味を持ち楽しそうだったこと、また比較的リーズナブルというのもあり、近所の教室に決めました。 曜日は、自分以外の人も対応できやすい曜日だったというのも、今の英語教室を選んだ理由のひとつ。た。私が送り迎えできないときでも、毎週でなくても代理をお願いできる人を探しておくと安心です。私の場合は、ちょうど自分の母の仕事が休みの曜日だったので、安心して任せられました。 ほかにも、母も予定があるときは、区のファミサポを使用するなど、低予算で受けられるサポートもあるので、事前に検討しておくとよいと思います。ただ、ファミサポも、公共の交通機関を使用しなければいけないルールがあるので、自転車でしか行けない教室だと、別途交通費がかかったり、歩きになったりすることで所要時間が余計にかかることがあるので注意が必要です。
このほか、月1回の土日のどちらかで、以前の保育園で一緒だったお友達とダンスサークルを作り、近所でゆる~くHIPHOPダンスをやっています。
(ダンスレッスンの内容;8月より会場が変更になっています)
目的は、学力向上より体験すること!
習い事の目的は、”〇〇を習得する”というより、保育園以外のコミュニティーをつくること、将来の選択肢、可能性や視野を広げることに、重点を置いています。 特に英語は、現段階では学力としてではなく、いろんな人とコミュニケーションを取るためのツールとして自然と慣れ親しんでほしいというのがいちばんの願いでした。私自身、仕事で英語を使いますが、自分が話せるようになったのも、スタッフとのコミュニケーションを取って仕事をスムーズに進めるためのツールとして必要だったから。そのため、授業も楽しく、自然と英語に慣れ親しみ、いろいろな国の方と接することでいっそう視野が広がりました。 息子には英語を通じて、そのような視点を早くから持ってほしいと思ったので、早い段階で英語を体験させたいと思っていたのです。正直、毎週通えているわけではありませんが、習ったことを私と家で復習する、ふとした時に英語で会話してみる、仕事でもプライベートでも外国人と接する機会がある場所に子供を連れていく、など、習い事の限られた時間以外でも、ふえあう体験を少しで続けていけたらと思っています。
ワーママがムリなくサポートし続けるためには?
日々忙しいので、通常、保育園は延長保育にしているのですが、延長保育が終わってから習い事に行くと、かなり夕飯が遅くなってしまいます(ただでさえうちは遅いですが・・)。あまり遅くなってしまうと健康にもよくないので、平日の習い事の日は、延長保育はせず、いつもより早めに迎えに行き、習い事に連れていきます。 ただし、仕事時間がいつもより2時間近く減ってしまうので、平日の習い事は1回までが今は限度。”お受験“させるなら別ですが、今は楽しみを重視してやっているので、私にも子供にも無理のないスケジュールにしています。ちなみに待ち時間は、スーパーで買い物をしたり、タブレットなど仕事道具を持って行き仕事を進めるとか、すきま時間を活用できるよう工夫しています。たまには何も考えずにボーっとしたいときもあるので、ちょっとしたリフレッシュ時間に充ててもよいですね。 子どもが小さいうちの習い事は、親子の二人三脚。無理のないスケジュールを心がけましょう。
習い事でしか得られないことがある!
最後に、習い事を始めたことにより、子供も成長したところがあります。またそれにより親も気づける部分がありました。 例えば、わが子は、いつもと違ったことが始まると泣いてしまう性格でした。以前の保育園でも、慎重でよく気がつく子といわれていたのですが、何かが始まるとじっと様子をうかがって、できそうになったら対応することが多かったのです。なので、保育園のイベントでも、いつもの場所・いつもの友達/先生でも、親がいて雰囲気が違うからなのか、泣いてしまって全くやろうとしませんでした。 1~2歳のころは、人見知り・場所見知りかと思っていたのですが、最近、気持ちをちゃんと伝えらえるようになると、実は極度の恥ずかしがり屋ということがわかりました。習い事をやってみて判明したことで、私も理由がわかって何だかほっとしましたし、「恥ずかしいのね?」と理解してあげることができました。今でも、レッスンでやっていた歌をたまに口ずさむなど、簡単なことでも覚えてきたというのに、感心もしています。
だから、保育園児のワーママでも、子供に習い事させるのを躊躇わないでください。 自分も子供も無理をせず、子供が心から楽しい!と思えることを、自分のペースで応援してあげると良いのではないでしょうか。
CHANTOママライター/長井美有紀