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<みかん>

みかんには筋や袋の部分に、ポリフェノールの一種であるヘスペリジン

(別名ビタミンP)が含まれています。血管を拡げ、血流を良くすることで体を温める効果があります。

 

<もち米>

もち米の粘り成分アミロペクチン。このアミロペクチンには胃を温める効果があります。血行が良くなり、代謝を上げる効果が期待できます。

 

<黒砂糖>

黒砂糖はさとうきびの絞り汁を冷やし固めたものです。薬膳では、血液の循環を良くし、冷えを改善する働きがあると言われています。

 

<鮭>

鮭にはビタミンB2が含まれており、脂質の代謝を促進し、糖と脂質を燃やす効果があります。また、細胞の新陳代謝を促し、体を温める効果があると言われています。

 

<羊肉>

羊肉は薬膳の分類「熱」の中でも最大級の「大熱」に該当します。内臓から体を温め、胃腸や手足の冷えを改善する働きがあります。

 

 

冷えは体の不調や痩せにくい体質にも繋がりかねません。体を温める食べ物を食べて、内側からポカポカする冬を過ごしてください。

 

文:濵﨑祥子