レジのトレイと「かるた」の意外な共通点!
オリジナルの名前をつけて楽しむ人が多い一方で、本来の名前がわからなくて困ってしまうモノもありますよね。今年1月に放送された『コトノハ図鑑』(MBS)では、名前がついている意外なモノを特集。
例えば食パンの袋などを留めている「プラスチック製のアレ」にも名前があることをご存知でしょうか?この名前は「バッグクロージャー」といい、もともとはリンゴの袋留めとして作られていました。留め具といえば、「靴下を留めている金具」にも名前が。形状がコンパスに似ていることから、「ソックス」と「コンパス」を組み合わせた「ソクパス」といいます。
同番組ではレジでよく見かける“お金を置くトレイ”の名前も紹介。実は「カルトン」という名前で、ポルトガル語で大切なものを意味する「カルタウン」が語源になったそうです。お金などの大切なものを扱うため、「カルタウン」が「カルトン」と変化しました。ちなみに「かるた」も、同じ「カルタウン」が語源とのこと。
自分で名前をつけるだけでなく、そもそもの由来を知ることでさらに愛着がわいてくるかもしれませんね。
文/河井奈津