社会学者の古市憲寿さんが、4月14日に放送された『おしゃれイズム』(日本テレビ系)に出演。子どもの頃に行っていた“体罰対策”を明かして、「小学生の頃からすごく賢かったのね!」と話題になっています。
スパルタ教師の行いをメモっていた!?
思ったことをズバズバと言う古市さんは、現在バラエティ番組を中心に大活躍中。『おしゃれイズム』では、古市さんが苦手だというモノをまとめたフリップが登場しました。その中には「学校」という文字が。
古市さんは学校が苦手だという理由を、「全部決められちゃうじゃないですか。時間割とか…」「月曜日の朝から国語がやりたいかどうかわからないじゃないですか。気分的には音楽かもしれないし、気分を全部無視して決められているから…」と語っていました。
学校のトークの流れで司会のくりぃむしちゅー・上田晋也さんは、「古市さんの時代だと、スパルタな教師みたいなのとかいたでしょ?」と質問。
古市さんは「体罰とかもありましたね」と答え、「僕は体罰されなかったんですけど、でも自分に火の粉がかかるとイヤだなと思って、体罰があった時は全部『何月何日に○○先生が誰を叩いた』とメモしていて…」と驚きの過去を明かしています。
小学生時代から個性的だった古市さんに、視聴者からは「古市さん面白いわ。時間割の話はなぜか説得力がある」「ぜひこうした意見をどんどん披露して、こういう考えがあってもいいんだということを示してもらいたいです」「おそらく今ほど体罰が騒がれていなかった時代に、体罰を書き留めていたのはすごいな。私も固定概念にとらわれない物事の考え方ができる人間になりたい」といった声が上がっていました。
家族1人ひとりに専用テレビがあった!
今年2月に『1周回って知らない話』(日本テレビ系)へ出演した古市さんは、小学生時代の生活を明かしています。
番組では、古市さんの小学生時代を再現したVTRを放送。古市家には1人に1台テレビが用意されており、家族全員が家にいてもそれぞれ個室で過ごす“超個人主義”の生活を送っていたそう。 さらに夕食は、家族別々のバイキング形式。好きな時間に好きなものをそれぞれ好きな場所で食べる形式だったといいます。
そのほか「学校なんて週6日も行く必要がない」と独断で決め、勝手に“週休2日制”を導入。毎週月曜日は学校を休み、自宅学習や読書をしていました。古市さんの“納得できないことは一切やらない主義”は、小学生時代からすでに発揮されていたようですね。
“超個人主義”的な考えが話題に!
2015年放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)へ出演した古市さんは、“泣く子ども”について自論を展開して話題になりました。番組では、電車内で子どもが泣いてしまった際の親のマナーについて討論することに。
番組出演者のダウンタウン・松本人志さんは自身のTwitterへ
新幹線で子供がうるさい。。。
子供に罪はなし。
親のおろおろ感なしに罪あり。。。
と投稿しており、番組はこのツイートをピックアップ。松本さんは改めてこのツイートの意味を「(親が)ちょっとでも『申し訳ないです』って顔をしてくれたらすべて丸くおさまる」「(子どもが騒いでても)平気な顔でスマホいじってると、だんだん子どもにまで腹立ってくるんですよね」とコメントしていました。
松本さんの見解を聞いた古市さんは、「こういう話を聞くと、子どもを持ちたくなくなりますね」と不満げなようす。そして「だっていろいろと言われるんでしょ。子どもがうるさいのを、親が“すまなそうに”しないと怒られる」と発言。
MCの東野幸治さんが「“すまなそうに”ってどういうこと? すまないと思ったらいいんじゃないの?」と訪ねると古市さんは、「だって子どものことはしょうが無い。自分と違う“個体”なんだから」「自分じゃないんだもん」と古市節を炸裂させてスタジオの笑いを誘っていました。
歯に衣着せぬ物言いが人気の古市さん。今度はどのような発言が話題になるのでしょうか。
文/長谷部ひとみ