みなさんは、新しい髪型にしたり、ネイルを変えたり、普段使わない色のリップを塗ったりすると、テンションが上がりませんか?

 

美容やファッションは単なる身だしなみという意味もあるかもしれませんが、ときには心の栄養剤のような役割も担ってくれています。人をキレイにする美容やファッションに関する仕事は、誰かの笑顔や元気を作る仕事とも言えるでしょう。

 

今回は、そんな美容系の仕事のなかで、国家資格がなくても始められるものをご紹介したいと思います。

 

国家資格がなくてもOKな美容系のお仕事


美容系の仕事をしたいと思ったときにハードルになるのが「国家資格が必要かどうか」というポイント。まずは資格がなくても始められる仕事について見ていきたいと思います。

 

ネイリスト

一番人目につくパーツといっても過言ではない指先。キレイに手入れされた手指は女性らしさや美しさを引き立ててくれる部位でもあります。そんな重要なポイントである爪をキレイにするのが「ネイリスト」です。

 

ラインストーンやシールなどさまざまなパーツを使いこなしてデコレーションをしたり、お客さんのオーダーに合わせて色を組み合わせを考えたりしなくてはいけないため、器用さや美的センスが大切な要素となってきます。しかし、美容師のように国家資格は必要ないため、独学だけでネイリストになるという人もいるようです。

 

ネイリストになるためには、前述のように独学で学ぶという方法もありますが、大抵の場合はネイルサロンで修業を積むか、ネイルスクールや通信教育で知識と技術を身につけるようです。国家資格は必要ないものの、ネイルサロンによっては、「ネイリスト技能検定○級以上」など、技能検定試験の合格が求人の条件となっている場合があります。

 

就職までを具体的に考えているのであれば、「ネイリスト技能検定試験」や「ジェルネイル技能検定試験」などを受験しておいた方が、有利に働くかもしれません。

 

ネイリストの魅力は、将来的に独立して自宅などで自分のサロンを開くこともできるという点。また、年齢に左右されにくい仕事なので、30代を過ぎてからでも挑戦しやすい職業と言えるでしょう。