③弱みを克服する

望んでいるキャリアがあったとしても、そのキャリアに自分の実力が追いついていないということもあります。 その場合は、自分の欠点やできないことを克服することで、キャリアが開けることも。

 

まずは、自分のできること・できないことを棚卸ししてみましょう。 例えば、PCスキルがなかったり、語学が苦手だったり、アウトプットが不得手だったり、人によってさまざまな「弱み」があるはずです。

 

仕事スキルにおける「弱み」は、資格の勉強や先輩に学ぶことで解消することができます。弱みを一つずつなくしていくことで、思い描いていたキャリア形成に近付けるでしょう。

 

④選択肢を増やしてみる

キャリア形成で悩む人に多いのが、「私にはこの道しかない!」と思い込んでしまい、自分で自分の道を狭めてしまうということです。 現在の自分の状況や仕事に対する希望を考えてみて、本当に道がひとつしかないのか考えてみるということは、意外と見落としがちなこと。まずは選択肢を増やしてみましょう。

 

例えば、資格やスキルを取得するという選択肢をとれば、今現在就業している会社のなかで望むポストにつけるかもしれません。あるいは、望まない人事配置をされてしまってキャリアに行き詰まったと感じるなら、部署移動の希望を出すという方法もあります。 もしくは、転職して今とは違う環境で頑張るという選択肢も見えてくるはず。


 

自分の希望するキャリアを形成できない…と悩んだときは、本当にそれが自分の希望しているキャリアなのか、そして他のキャリア形成の道はないのかを冷静になって考えてみてください。

 

⑥人に相談する

今抱えている悩みを頼れる知人や家族に打ち明けるのも一つの手段。相談することで何か良いヒントを得られるかもしれません。


「私の場合はこうやって解決したよ!」などというヒントがもらえたら気持ちが楽になりますよね。


 

仮にヒントが得られなかったりしても、人に話すことで自分の考えがまとまったり、気持ちもスッキリします。

自分が本当に望むキャリアを形成しよう

職種や働き方のスタイルが多様化している分、キャリア形成に関する悩みも増えつつあります。 そんなときは、まず今回ご紹介した6つのことをやってみてください。

 

いきなりキャリア形成に関する全ての悩みを解決することにはならないかもしれませんが、あなたの抱えている悩みを解消するための一歩になるはずです。

 

文/佐藤仁美