めんつゆで作る親子丼

めんつゆを使うことで、誰もが味付けに失敗しない!という親子丼のレシピです。

 

普段よりも美味しく仕上げるコツは、白身のこしを切るように卵をよく混ぜること。これでドロッとした白身の生っぽさがなくなり、タレともよく馴染みます。

 

卵は2回に分けて回し入れることで、とろとろの半熟状態に。トッピングした三つ葉も味を引き締めてくれます。

 

実はもう1つ美味しさの秘密が。ご飯と具材の間に揉み海苔が隠れているんです。ご飯と具材を口に運ぶと、海苔の風味がふんわりと。

 

めんつゆで作るから失敗なし!とろとろ卵の本格派

親子丼レシピ 


【材料(2人分)】

親子丼の材料

ご飯…茶碗2杯分 鶏もも肉…1枚(250g) 玉ねぎ…1/2個(100g) 卵…4個 三つ葉…1/4束

|めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ2  |水…100ml もみ海苔…適量

 

【作り方】

1.玉ねぎは芯の部分にV字に切れ込みを入れて取り除き、5mm幅の薄切りにする。

 

2.三つ葉は2cm長さに切る。

 

3.鶏肉は余分な脂を取り除き、2cm角に切る。脂や余分な皮を丁寧に取り除くことで、食べた時の食感が格段によくなる。

 

 

4.ボウルに卵を割り入れて溶きほぐす。

 


生っぽい白身が苦手であれば、箸で白身のこしを切るようによく溶いておく(軽く混ぜた場合とよく混ぜた場合の仕上がりについては後ほど)。

 

5.フライパンにを入れる。

 

6.⑤に鶏肉、玉ねぎを加えて中火で熱し、煮たってきたら7〜8分煮る。蓋をすると水っぽくなるので、蓋はしない。

 

7.鶏肉に火が通ったら④の半量を回し入れる。卵が半熟になってきたら残りの卵を回し入れて火を止め、蓋をして30秒〜1分蒸らす。

 

8.器にご飯の半量を盛り、もみ海苔をご飯の上に広げる。③の半量を盛り付けて三つ葉をのせる。これを2つ作る。

 

④の卵の混ぜ方によって仕上がりが違ってくる。軽く混ぜると(写真上)のように白身がどろっと、よく混ぜると写真下のように仕上がる。

 

そのほかの丼ものレシピはこちら!

特集TOPに戻る

PROFILE 田頭志保(たがしら・しほ)

フードコーディネーター・フォトグラファー。大学卒業後、新聞社にてカメラマンとして勤務。その後、料理と写真のテクニック、それに携わるフードコーディネーターの仕事に惹かれ、専門学校にて学ぶ。テレビや雑誌で現場技術を取得する傍ら、ロンドン〜中東での料理研究、写真活動を経て、現在フォトグラファー、フードコーディネーターとして活躍中。

取材・文/田川志乃 撮影/菅井淳子