“偽造品の購入”がもたらすデメリットとは
そもそも偽造品や模倣品などは、どのようなデメリットをもたらすのでしょうか? 内閣府大臣官房政府広報室が運営する「政府広報オンライン」では、模倣品などの購入による消費者のデメリットを解説していました。
例えば海外で買った模倣品を税関が発見した場合は、法律に基づき“知的財産”を侵害する商品なのかをチェックします。知的財産侵害物品と認定されると即没収。正規品と信じて買ったものが模倣品であれば、返品など正規のアフターサービスも受けられません。
模倣品の中にはバイクや自動車の部品などもあり、“耐久性が低い部品”や“ブレーキの利きが悪い”など消費者の安全に影響を与えるケースもあります。最近だと、医薬品の模倣品(偽造薬、模造薬)が増加傾向に。有効成分が全く含まれていなかったり、安全性の確認がとれていない不純物が含まれているものが多いそう。
“偽造品撲滅プロジェクト”がさらに進み、安心して買い物を楽しめるようになると嬉しいですね。
文/内田裕子