傾聴力を高めて部下を育てられる人間になろう

傾聴とは、相手の気持ちに寄り添いながら話に耳を傾けて聞くことです。ただ聞くだけでなく意味をきちんと理解し、表情や声からも相手の気持ちをくみとることが大事になってきます。

 

これはマネージャーの役割のうち、特に3の人材育成・能力開発で役立ちます。なぜなら、円滑なコミュニケーションや信頼関係の構築には必須だからです。

 

仕事上、相手に寄り添うことで気づける可能性や問題解決の糸口が、何気ないコミュニケーションから生まれることも。

 

部下の立場からすると、マネージャーに話を聞いてもらうことで、理解しようとしてもらえているという安心感が得られます。さらに、自分の能力や欲求の発見・認識も生まれ、そこからの行動にもつながります。

 

この傾聴力を磨くには、「よく観察し、声の大きさや話すスピードを相手に合わせる」と「相手の話を途中で遮らない・否定しない」の2つを日頃から心掛けることがおすすめです。

 

また、日頃から話しやすい雰囲気を作っておくと部下も報連相をしやすくなり、思い違いや失敗が減るでしょう。 仕事を円滑に進めるのは周りの協力が大切です。生産性を上げるためにも数字ばかりの管理だけでなく、周りのスタッフともしっかり向き合いましょう。