円満な夫婦関係であっても、夫との夜の営みを「断りたい日」だってありますよね。でも「夫との仲が悪くなるのでは」と考えると、不安になるのは当然です。今回は「断る」ということが人に与える影響や、セックスレスにつながらない上手な「断り方」について、心理士が考えてみたいと思います。

 

iStock.com/miya227

 

そもそも「断る」とは、どういうことか

 

「断る」と相手が怒ったり傷ついたり、もしくは自分が断られてイヤな思いをした記憶が蘇ってくる人もいるでしょう。自分の欲求が叶わないと人は「欲求不満」の状態になりますので、少なからずイヤな気持ちになると思います。 そのように相手の気持ちに配慮する面もあれば、要求を拒否して「相手に嫌われたらどうしよう」という思いから断れない人も多いのではないでしょうか。断るのはエネルギーが必要なので、「我慢して受け入れるほうが楽」だと感じることもあるかもしれません。 しかし、自分の気持ちにフタをして我慢をする状態は長く続きません。「ここまでならOK」という線引きがないと、相手の要求はどんどん大きくなりますので、どこかで限界を迎えてしまうのです。 限界を迎えてから本当の気持ちを伝えると、相手は「これまで受け入れてくれていたのはウソだったのか」と何倍も深く傷つきます。それこそ「嫌われてしまう」事態にもなりかねません。 自分の気持ちに正直であることと、相手に自分の気持ちを正直に伝えることは、結果として相手を傷つけるリスクも、あなたが嫌われるリスクも減らしてくれるのです。

 

>>NEXT 何を「断る」のかを考えよう