内祝いは1カ月以内に!


内祝いは七五三だけではなく、結婚や出産などのお祝い事にも贈る場合がありますよね。ではここで、「内祝い」に関するマナーを見ていきましょう。

 

ネット上であげられていた大事なポイントは、「金額」「届け方」「タイミング」の3つでした。まず1つ目の「金額」に関して、お祝いを渡した相手の金額を上回る内祝いはNGとされています。「自分が贈ったお祝いより、高価な品をもらってモヤモヤする」という人も少なくありません。一方で、金額が低すぎても不満を抱かれてしまう可能性が。内祝いとして物やお金を渡す時は、もらった金額の“半額~3分の1くらい”がベストなようです。

 

また親戚や両親が遠方にいて直接渡せない場合、きちんとした「届け方」も大切。例えばお菓子をそのままの状態で贈ると、相手は「何に対するお礼?」と疑問に感じてしまいます。感謝の気持ちを記した“お礼状”を添えた上で、“のし”などをつけた丁寧な包装もマナーの1つですよ。

 

最後の「タイミング」ですが、お祝いを受け取った数カ月後に内祝いを用意しても意味がありません。なるべく「1カ月以内」にお返しすることを心がけて、遅れる場合は事前に連絡するか“お礼状”に一言書き添えるのがおすすめです。

 

内祝いをする/しないは家庭の事情によって様々ですが、お祝いしてくれた人に“感謝の気持ち”を伝えることは大切かもしれませんね。

 

文/河井奈津