子どもに友達ができると、自宅に招待する場合もありますよね。しかし友達がお昼に訪れた時は「お昼ご飯をご馳走するべきか?」と悩む人が多いようです。今回は、“子どもの友達へのご飯のご馳走”に対するお母さんたちの本音を覗いてみましょう!

 

子どもの友達に、お昼ご飯を用意するべき?


ネット上で注目されたのは、あるお母さんからの「子どもの友達が早い時間から遊びに来た時に、必ずお昼ご飯をご馳走しています」「正直に言うと、自分の家でご飯を食べてから遊びに来てほしい」というお悩み。彼女の悩みには、「私もそう思う!」「せめてお昼を済ませてほしいよね」と共感の声が寄せられていました。

 

中には、「昼食を済ましてから遊びに来てね」と友達に指摘する親も登場。「たまになら許しますが、常習化してくるとさすがに注意するかな」「うちの子どもには『お昼を食べてから遊びに行きなさい!』と言っている手前、友達にも同じように伝えてる」との声も。しかし「その時間に家に来ることを許可しているなら、お昼を食べさせるのも覚悟しておくべき」といった反響も上がっています。

お昼ご飯をご馳走してもらった側の家庭の意見


“子どもがご馳走してもらった”というお母さんからは、「何だか申し訳ないよね」「後からお礼の連絡をしなきゃいけないので、ちょっと面倒かな」などの声もチラホラ。意図しないところでご馳走になることを防ぐため、「家に行く場合は事前に私が電話で確認。お昼はいらないって伝えてるよ」「LINEで一報入れて、ご飯の件も話してから遊びに行かせてる」といった方法を実践しているようです。相手の親と事前に連絡を取り合うことが大切なのかもしれませんね。

 

お昼以降も遊び続けて遅い時刻になれば、「晩ごはん」の支度が必要に。晩ごはんも子どもの友達に食べさせるべきなのでしょうか? 多くのお母さんたちからは、「夜ご飯もご馳走してもらうのはさずがにずうずうしい」「向こうのお母さんが食事を用意してるかもしれないので、一応電話して『ご飯を食べさせていいか』確認してます」などの反響が。「全然ご馳走しても大丈夫だけど、友達のお母さんからゴーサインをもらえなければ家に帰す」とのコメントも寄せられています。

「ご飯のご馳走」に似た「車の送り迎え」問題


“ご飯をご馳走になる”問題に対しては、「相手の善意に甘え過ぎない方がいいよ」との声も少なくありません。しかし子育ての中では、どうしても親同士のサポートが必要になる場合もありますよね。

 

“相手の善意に甘える”行為は、「車で送ってもらう」というシーンも当てはまる模様。例えば「家で遊んでいるうちに時間が遅くなったので、車で送り届けました」といったケースが多数見られました。学校行事などの後に「車に乗せてもらえる?」と頼まれることもある様子。

 

反響の中には、「家まで送る回数が増えてくると嫌になってくる…」「当然のように車での送迎を頼まれるのが腑に落ちない」と不満の声も…。お母さんたちから、「とても理解できます! 子どもの体調が悪いとかだったら喜んで送るけどなぁ」「楽をしたいだけだったら、正直に言って迷惑」などの“本音”が上がっていました。

 

一方、車で送ってもらうことが多い親からも多くの声が。「せっかく送ってくれるのだから、こっちも何かお返しをするのがマナー」などの意見が目立ち、「送ってもらうだけでは申し訳ないので、ガソリン代としてお金を包んでる」「子どもと私を乗せてもらった時は、途中のファミレスなどでご馳走する」といった経験談を寄せる人もいます。

コミュニケーションや支え合いがポイントに

親同士のサポートは子育ての中でとても大切なこと。一方的にお願いしてどちらかに負担がかかる状態にするのではなく、“支え合い”を心がけたいですね。

 

文/河井奈津