中学生になると、制服の着用を義務づけられるところがほとんどです。しかし東京都世田谷区は、今月から中学校を対象に月1度の「カジュアルデー」を導入。“自由な服装で通学できる”という方針が、多くの人から関心を集めています。

 

好きな服装で登校できる「カジュアルデー」に期待の声続出


世田谷区が設ける「カジュアルデー」とは、制服ではなく好きな服装での通学が許可された日のこと。服を自由に選ぶことで、“生徒の主体的な判断力を養う”“多様性を尊重する”という狙いがあるようです。しかし自由な服装とはいえ、“授業に支障のない範囲”が前提。私服だけでなく、制服や部活着の着用も認められています。

 

「カジュアルデーの導入」を知った人からは、「服装を通じて周りとコミュニケーションがとれるだろうから良いと思う!」「刺激にもなるので、学校生活のマンネリ化も解消できるかも」「たかが服装だと捉えがちだけど、判断力を養うのに最適」「ファッションを楽しむキッカケにしてほしい」などの声が。

 

ちなみに世田谷区では今年度から、男女関係なくズボンとスカートを選べる制度も導入しています。こちらも「多様性を認める良い制度」「押しつけない教育が他の学校に良い影響を与えてほしい」といった反響の声が相次いでいました。