■お名前スタンプ
シールのように使い捨てではなく、コストパフォーマンスに優れているのがお名前スタンプです。あらかじめスタンプに子どもの名前を入れてもらうことで、「必要な場所に押すだけでOK!」という、楽ちんお名前つけスタイルが出来上がります。 お名前スタンプの良いところは、いつでもどこでも繰り返し使用できるところです。遠足用のごみぶくろや、子ども用のプリントなど、「お名前付けが必要だけど、わざわざ書くのは面倒くさい」なんてときにも、大活躍してくれます。 「かるた」や「数字カード」といった、枚数が多い場合のお名前付けでも、スタンプならあっという間に完了できます。カードを並べて、次々にポンポンしていけばOKです。 お名前スタンプは大小セットで販売されているものも多く、またインクに工夫することで布製品にも使用することができます。 ただしきれいにお名前を印字するためには、ある程度のテクニックが必要となり、本番の前に何度か練習した方が良いかもしれません。 また特に布製品に直接スタンプする場合、お名前部分が周囲の柄や色に埋もれてしまうというデメリットもあります。シールタイプのように、周囲に余白が発生しないため、文字そのものが見えにくくなりやすいのですね。 こうしたデメリットを考慮した上で、使用場所を決定してみてください。
■まとめ
お名前付けの目的は、子どもの所有物を明確にするため。その目的さえクリアできていれば、「油性ペンで直接書くだけ」という手段であってもOKです。 とはいえ、初めての園生活でナーバスになる子どもにとっては、「可愛らしくつけられた自分のお名前」が、園生活へのモチベーションを高めてくれるきっかけになることもあります。 「園生活を思い切り楽しんでほしい!」という思いを込めて、しっかりと準備してあげるのも良いですよね。 また子どものお名前付け問題は、幼稚園のあと、小学校に入ってもずっと続いていく問題でもあります。最初に自分なりのスタイルを確立しておくことで、後々の手間を軽減できるでしょう。