赤ちゃんや小さい子を連れての外出は、大小合わせて荷物がいっぱい!

 

みんなはどんなバッグにどう収納してお出かけしているのでしょうか?

 

今回は、先輩ママのアドバイスや体験も参考に、それぞれのタイプのおすすめポイントや、より快適に使うコツなどを紹介します。

 

マザーズバッグ、リュック派のメリットとデメリット


今回、先輩ママ・パパと現役ママの100人に、マザーズバッグについてアンケートを実施。

 

マザーズバッグの2大人気デザインである「リュック」タイプと、「トート」タイプ。

 

マザーズバッグ専用でないものも含め、子ども関連の持ち物を入れるのにはどんな形のバッグを使っていますか(いましたか)?と聞いてみたところ、結果は次のようになりました。

 

  • リュックタイプ…55人
  • トートタイプ…29人
  • ショルダータイプ…13人
  • シーンにより使い分ける…8人
  • その他・マザーズバッグは使っていない…3人

(※複数回答含む)

 

上記のとおり、リュックタイプのマザーズバッグを使っている(使っていた)人が半数以上と、かなりのリュック人気がうかがえます。

 

リュックタイプの愛用者にメリットを聞いてみると、次のような点が挙げられました。

 

「やっぱり両手が空くことですね。ベビーカーに下の子を乗せ、上の子と手をつなぐので、肩にかけるタイプのバッグだと上の子の動きに合わせてかがんだときなどに邪魔になってしまいます」(Nさん・33歳・3歳児と0歳児のママ)

 

「わが家は3人子どもがいるので、その時々で僕がバッグを持ったり、妻が持ったり色々です。それを想定して選ぶと、トートタイプやショルダータイプは女性向けのデザインが多く、結局ユニセックスなデザインのグレーのリュックに落ち着きました」(Kさん・39歳・4歳児と2歳児と0歳児のパパ)

 

「うちは双子なのでリュック以外ありえません!夫がいる日はともかく、最近はお散歩中もすぐにあちこち行ってしまうので、両手で手をつながないと怖いですからね」(Yさん・35歳・双子の1歳児のママ)

 

「トイレトレーニング中は、外出先でも子どものトイレに即対応できるよう、両手が空くリュックが必須でした」(Rさん・40歳・7歳児と5歳児のママ)

 

 

しかし、リュックならではのデメリットもあるようです。

 

「先にリュックを背負ってから、抱っこ紐を前に装着してしまうと、あとからリュックだけ下ろすことができなくて。せっかく眠った子を下ろして泣かせてしまうという残念な行動を何回もしています」(Hさん・32歳・0歳児のママ)

 

「私、なで肩なんですよね…学生時代からリュックがずり落ちやすいのでずっとトート派でした。マザーズリュック、かわいいデザインも多くてフラッときますが、手を出さないように我慢しています(笑)」(Eさん・30歳・2歳児のママ)

 

マザーズバッグ、トート派のおすすめポイントは いっぽう、トートバッグタイプを使っているママたちからはこんなおすすめポイントが。

 

「ショッピングモールやサービスエリアでのおむつ替えは手早く済ませたいですよね。当時、リュックタイプのマザーズバッグも持っていたんですが、開口部が広くパッと広げて中身が見えるトートタイプの方が、おむつやおしりふきなど中のモノが一目瞭然。手早くできるのでトートを愛用していました」(Iさん・40歳・10歳児のママ)

 

「私はフェミニンな服装が好きなので、リュックと服が合わないのが悩みなんです。そこで、貴重品はショルダーバッグに入れ、赤ちゃんグッズはかわいいデザインのトートにまとめて2個持ちしています。買い物中などはベビーカーに掛けられるので体への負担も少なくてすみます」(Fさん・29歳・1歳児のママ)

 

ただ、トートバッグの場合、うっかりベビーカーにかけっぱなしにしたりファスナーがオープンになったままだったりすると、貴重品の盗難に遭いやすいデメリットもあります。

 

人混みにお出かけする時は、ミニショルダーやウエストバッグなど、身につけていられるバッグと2個持ちする方が安心かもしれませんね。

 

 

「重い」を解決!みんなのマザーズバッグの中身を聞いてみた

マザーズバッグと重さ問題は切っても切れない関係。

 

そこで、先輩&現役ママに、少しでも荷物を軽くするために、バッグの中身にどのような工夫をしているか聞いてみました。

 

「最初は手持ちのバッグに、必要なものをそれぞれポーチやバッグインバッグで小分けして持ち歩いていました。が、全部で5つ6つとなってくると、ポーチ自体の重さもバカにならないと気付き…内ポケットや仕切りのたくさんあるマザーズバッグに、直接モノを入れるようにしました。ぐんと軽くなりましたね!」(Nさん・30歳・3歳児と0歳児のママ)

 

「以前は、おしりふきと手や顔を拭くウエットティッシュを両方持ち歩いていましたが、今は外出時はノンアルコールのウエットティッシュで兼用しています。排泄リズムも整ってきたので、ちょっとした外出ではおしりふきの出番もないですしね」(Sさん・29歳・1歳児のママ)

 

「お茶のマグってけっこうかさばるし重いですよね。ベビーカーの時や近所の公園などはいいのですが、検診だけは電車で出かけるので、割り切ってペットボトルの麦茶を買い、ストローを取り付けて飲ませています」(Jさん・27歳・4歳児と1歳児のママ)

 

なお、マザーズバッグの多くは、荷物をたくさん入れることを想定し、本体はできる限り軽量化されています。

 

マザーズバッグ用ではないリュックやトートバッグを使い回してももちろん問題ないですが、赤ちゃんや子連れではどうしても荷物が増えがち。

 

軽い生地のバッグにたくさん詰めると破れやすく、がっしりと丈夫なものは重い…ということになりやすいので、普通のバッグを使っていて重さで苦労している人は、専用のバッグを購入したり、出産祝いにリクエストしてみるのも良いですね。

 

まとめ


リュックタイプ、トートタイプ、その他も含め、マザーズバッグは、軽量化、消臭素材、撥水加工など、機能面が年々進化しています。

 

おしゃれなデザインやママとパパで兼用できるタイプなど、今回の記事も参考に、ぜひお気に入りのバッグを見つけて下さいね。

 

文/高谷みえこ