各家庭によって、金銭感覚は違うもの。そのズレがママ友づきあいにも、大なり小なり影響を及ぼすことはあります。ママ同士も子ども同士も気も合うし、一緒にいたいのに金銭感覚が合わない…そんなとき、どうやってつきあっていけばいいのでしょうか? 金銭感覚のズレを乗り越えたママにコツを聞きました。

 

■お金を使わない場所選び(真紀さん / 32歳 / 事務員)

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私には、どこに行くときもいつも一緒と言っていいほど仲のいいママ友がいます。親同士がそんな感じですから子ども同士も仲良しで、公園やショッピングモールへ一緒に出かけることがたびたびあるんです。 そのママ友は、子どもが欲しがるものはなんでも買ってあげたい人。ショッピングモールで、アイスやジュースが欲しいと言えばすぐに買い与えます。でも、私はできるだけ子どもを甘やかせたくないし、欲しがれば手に入ると思わせたくありません。 それでも、お友だちが買ってもらっているのに、我慢させるわけにもいかないので、毎回一緒に買っていたんです。この微妙な金銭感覚のズレがストレスでした。そこで、そのママ友と遊びに行く頻度を少しだけ下げました。 そして行き先はショッピングモールではなく、公園へ行くのを増やしました。金銭感覚ってどっちが正しいというものではないし、一緒に遊びたいならお金を使わない場所がいいと思って。それからは、おつきあいが格段に楽になりましたよ。