届けてあげない

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●5年生の息子。たまに筆記用具や宿題の入れ忘れがあります。もう高学年ですし、自分で管理をするという自覚をもってもらうために、届けないようにします。忘れて困った! という経験も必要だと思います。(希さん/38/歯科衛生士)

●持論ですが、小学生が忘れて困る物は「給食がない日のお弁当」だけだと思っています。食い意地の張っている息子は絶対に忘れることはありませんので、他の忘れ物を私が届けることはありません。(早苗さん/36/薬剤師)

●忘れ物は少ない方ですが、教科書や文房具や給食セットなど、たいていの物は学校で借りれるので届けません。もし忘れ物をしたら、その後どう対処するか学んでほしいと思っています。(優希さん/37/パート)

●6年生です。「自分のものは自分の責任で管理しなさい」と日ごろから伝えています。そろそろしっかりしてもらいたい年頃ですしね。忘れ物に気がついても、あえて届けません。(陽菜さん/39/会社員)

 

そろそろしっかりと自覚を持って欲しい、高学年のお子さんには「届けない」というママが多数。「忘れ物をした後の対応も学びの一環」だと思うママも多いようです。


特別なときだけは届ける

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●4年生です。運動会の日、赤白帽を忘れて届けました。帽子の着用はマストでしたので。子どもたちにとっては晴れ舞台の日。全力を出してもらいたいし、こんな日は届けてもいいと思っています。(えりさん/32/自営業)

●遠足の日に、お弁当を忘れて行きました。「嘘でしょ?!」 と思った次の瞬間には、自転車にまたがっていましたね。出発時間までに間に合って良かったー!(沙有里さん/38/会社員)

●授業参観日に発表する作文を忘れました。当日の朝も読む練習をしていて、緊張のあまりそのまま忘れたようです。普段は届けませんが、さすがにかわいそうだと思い、届けました。(愛美さん/38/事務員)

●社会見学の日に、調べたことがいろいろ書き込んである「見学のしおり」を忘れました。他のものなら諦めると思いますが、さすがにこれは…学校まで猛ダッシュしました。(千賀子さん/37/販売員)

 

「基本的には届けない」けど、特別な行事に必要なものや、ないとどうしても困るものは、「特例として届ける」という声多数…これは仕方ないですよね。