梅雨の時期、家事で一番困るのが“洗濯”ですよね。部屋干しだと見た目も悪いし乾きにくい、おまけに、洗っているのにぞうきんみたいな生乾き臭まで…。そんな梅雨どきワースト家事、“洗濯”を快適に行うためのポイントをご紹介します。

 

1.そもそも、どうしてニオイが発生するの?

ツーンとした生乾き臭は、雑菌が増殖するときに出るガスが原因で発生します。雑菌は洗濯ものに残った汚れを栄養とし、水分や気温などの条件がそろうと増殖します。梅雨どきは温度(20~30度)、湿度(60~70前後)ともに、雑菌の好む条件下にあるんです!

 

2.生乾き臭を発生させるNG行動

ふだん、洗濯をするときに何気なくしていることが、生乾き臭を発生させている可能性があります。心当たり、ありませんか?

a.お風呂の残り湯を使って洗濯している

節水に効果的ではありますが、浴槽の残り湯を使って翌日の洗濯に使うのは、梅雨時期は避けたほうが無難。湯に含まれる雑菌が洗濯ものを再び汚染してしまいます。

b.汚れた衣類を洗濯機の中にため込んでいる

暗く湿った状態の洗濯槽に、汚れた衣類を入れたまま放置すると、衣類についた雑菌が増殖し、ニオイやカビのもと。洗濯時以外は空にしておきましょう。

c.洗濯機のふたを閉めっぱなしにしている

使用後の洗濯機は水分が多く残っていて、ふたを閉めたまま放置するとカビがはびこってしまいます。普段からふたは開けっぱなしにしておきましょう。

d.カーテンレールに吊るして干している

窓際で日当たりがよいからとカーテンレールにかけて干すと、洗濯ものが窓ガラスについて乾きにくかったり、カーテンに水分が移って、カビの原因になってしまいます。

e.1年以上、洗濯槽の掃除をしていない

洗濯洗剤で衣類を洗っていても、洗濯槽自体がキレイになるわけではありません。定期的に洗濯槽を洗わないと、裏側にカビがビッシリ生えてしまいます。

 

今日からできる速乾&ニオイ対策

 

~洗濯編~

1.洗濯する量は7割の量にとどめる

一般に洗濯機が効率よく働く量はその機種の最大量の8割(洗剤メーカー調べでは5割)と言われています。間をとって最大7割程度で洗うのをおすすめ。

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2.肌に触れた衣類は脱いだら裏返す

ニオイの元凶でもある汗や皮脂汚れは、肌に触れる側に多くつきます。また色落ちを防ぐためにも、裏返しにして洗うといいでしょう。特にデニムなどは干すときも早く乾きます。

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3.食べこぼし汚れは食器用洗剤ですぐに対処

ミートソースなどの食べこぼしは油と水溶性両方を含む汚れが多いです。食器用洗剤をすぐに直接もみこむ、ほかの洗濯ものと一緒に洗えば落とせるものが大半です。

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4.洗剤+酸素系漂白剤でニオイを根こそぎ除去

梅雨時期におすすめなのは、「室内干しのニオイをなくす」と記載された洗剤です。もしくは、いつもの洗剤に酸素系漂白剤を足すと汚れとニオイの両方を落とすことができます。

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5.汚れた衣類は一時的に干しておく

脱いだ服は洗濯かごに詰め込むのではなく、縁に掛けておくなどして、少しでも湿気を飛ばしましょう。ニオイの発生を遅らせることができます。

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~干す編~

1.パンツは筒状に広げて干す

デニムなどの厚手の衣類は乾きにくいので、足を入れる部分までしっかり空気が通るようにしましょう。裏返すことで、縫い目の重なり部分もしっかり乾きます。

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2.握りこぶし大以上の間隔をあけて干す

ピンチハンガーに挟むときは、こぶし1つ分の間隔をあけると風の通りがよくなって乾きやすいです。みっちり隙間をあけずに干すのはNGです。

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3.ゴム部分は上に!下にすると服がいたむ

ウエストなどにゴムが入った衣類を干すときは、ゴム部分を上側にしましょう。ゴムを下にすると、そこに水がたまって乾きにくいうえ、服がいたんでしまう原因になってしまいます。

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4.干す場所は湿気がこもらない上へ上へ!

湿気は部屋の下へたまるため、少しでも湿度の低い上部に干すほうが、乾きが早くなります。ポールや壁に取りつけられる洗濯ひもなどを上手に使って、高い場所へ干しましょう。

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5.両端に長いもの、中に短いものを

ピンチハンガーに干す時は、端に丈の長いもの、中に短いものを干すと、空間ができ、逆のパターンよりも早く乾きやすくなるのでおすすめです。

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いかがでしたか? 汚れをしっかり落とし切って、空気が通るように干す。この基本を守れば、梅雨どきの洗濯がグッと快適になりますよ!

 

CHANTO』2015年6月号より