公園で子どもを遊ばせている時、ケガやトラブルの心配をする母親は多いですよね。目を離さずに見守りたいものですが、時間が長いと暇に感じてしまうことも。ネット上では、子どもに気を配りながら暇をつぶす方法が話題に上がっていました。

ダイエットで暇つぶし!?


4歳の息子を公園で遊ばせる際、いつも離れた所から見張っているというAさん。長時間子どもを見ているだけなので、暇な時間が多いと頭を抱えています。「子どもを見守りながら時間をつぶせる良い方法はありませんか?」と周囲にアドバイスを求めていました。

 

Aさんの悩みに共感する母親は多く、「夕食のメニューとか考えるけど、全然暇つぶしにすらならない」「結構ボーっとしてる時は、この時間もったいないなって感じる」「監視しながらスマホをいじるのも、なぜか罪悪感が芽生えてできないんだよね」といった声が続出。

 

そこで子どもを見守る時の暇つぶし方法として、「子どもと一緒に遊ぶのが1番」「音楽やラジオを聞けば、時間もあっという間だよ」「ベンチに座ってるだけだと退屈だし、ダイエットの時間にあててみれば?」「他の親子がいたら、そのお母さんと仲良くなって雑談かな」などのアドバイスが寄せられていました。中には、「時の流れを感じながら俳句や川柳を考えてる」という人も。子どもを見ながらできることは、意外と多いのかもしれません。

夏の暑い日の公園遊びはどうする!?


暇のつぶし方はもちろん、夏の炎天下は子どもを見守るだけでも大変ですよね。ジッとしているといつの間にか体力が奪われてしまうため、母親の中には「見ている内に熱中症にならないか心配…」といったお悩みも。

 

気をつける点として、「休む時は日陰のあるベンチを選んで。それと子どもへの水分補給も忘れずに」「時間を決めて遊ばせるべき。親子揃って倒れでもしたら大変」「暑い日は帽子やタオルは必須だね。外遊びでの熱中症対策は心掛けた方がいい」などの声が上がっていました。

 

公園で遊ばせることも大切ですが、無理は禁物です。暑さを回避するため、「市営プールとかを活用して、親子で一緒に楽しむよ」「子どもの預り所があるショッピングモールによく行きます。見張る必要がないし、涼しい場所なのでおすすめです」「公園も連れて行くけど、天気によっては家から出ない。暑い中外で遊ばせるよりも、クーラーの効いた場所で絵本を読んであげる方が安全」といった声が。天候や気温を考慮したうえで、子どもを連れて行く場所も変えているようです。

公園遊びは子どもの熱中症にも注意


夏に子どもを連れて外出する際、母親たちはどのような対策を行っているのでしょうか? 楽天株式会社は以前「夏の子連れでのおでかけに関する意識調査」を実施しました。

 

20~40代の母親400名に対し「夏の子連れでのおでかけ時に、必ず持参する予定のものは何ですか?」とたずねたところ、1位は90.7%で「麦茶やジュースなどの飲み物」という結果に。次いで2位が「子ども用の帽子」で88.6%、3位には79.3%の「日焼け止め」があがっています。他にも「虫よけスプレーや虫さされシール(66.3%)」「おもちゃ(63.4%)」といった回答がランクイン。

 

同調査では、“子どもを連れたおでかけでの不安やお悩み”についても調べていました。最も高い割合を占めていたのが、79.3%で「子どもの脱水・熱中症対策」。「子どもの紫外線対策」と答えた人も69.0%と約7割にのぼり、ほとんどの母親が暑さや日差しを心配しているようです。

 

熱中症に気をつけながら、楽しく見守っていけるといいですね。

 

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文/長谷部ひとみ