こんにちは。CHANTOライター矢那奈美です。 わたしは小学校4年生、年中、1歳になる3人の子供がおり、全員完全母乳(略して完母)で育てています。母乳育児は最初からスムーズにはいかず、産後一か月間の努力で完母にすることができました。
わたしが産んだ産院では、母乳を強く推奨しておらず出なければミルクもあげちゃいましょうという雰囲気でした。そういうことなので、おっぱいマッサージなどもほとんどなく入院中は少ししか母乳がでませんでした。でも、完母に強い憧れがあり息子に母乳をあげたいと強く思ってました。
長女5か月くらいの平和な寝顔
里帰りをしたので、実家の母を巻き込んで見様見真似のおっぱいマッサージを行い、泣いたら飲ませるという頻回授乳を続けました。 一人目ということもあり、息子はぎゃあぎゃあ常に泣いており、まとめて寝てくれない赤ちゃんなので自分は寝不足、さらに出産のダメージで貧血気味だったのでそれはそれは辛い産後でした。
それでも母乳にこだわって、出てないのを承知でミルクに極力頼らず泣いたらおっぱいをあげ続けました。そこまで頑張れたのは産後ハイと意地だったのかしら、と今では思います。
一か月も経ったころだったでしょうか、母乳が出る感覚がわかるようになってきました。 そして、ミルクを足さなくても息子がお腹一杯の顔をして寝てくれるようになりました。あの時の赤ちゃんの満足そうな顔は一生忘れないと思います。一か月検診でも順調に体重が増えていたので一安心しました。
その後は卒乳まで完母で育てることができました。2人目の次男、3人目の長女(現在絶賛母乳育児中)は1人目で苦労したのですぐに母乳で育てることができました。 母乳は何といっても手軽なのと、お金がかからないというのが利点です。ただ、薬が飲めない、アルコールも飲めない、乳腺炎になったりして大変など弱点もあります。
我が家の3兄妹、うるさくスクスク育ってます。
必ずしも母乳が絶対だとは思っていません。実際、わたしの母は全く母乳が出ないタイプだったのでわたしは完全ミルクで育ちました。しかし育ちすぎるくらい健康に育ってます。
それでも、母乳で育てたいなと思ったら産後一か月くじけずに頑張ってみるのも一つの手ですよ。母乳を出したいのなら産後すぐの頑張りが大切だと実感しています。 また、わたしは通わなかったのですが母乳外来などの専門家の手を借りることもいい方法だと思います。
次回はわたしが仕事に復帰する前に行った自己流の卒乳についてお話しする予定です。
CHANTOママライター/矢那奈美